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真っ暗闇に思えても光をくれる人はいる
「かけがえのない人だから」
実際の言葉は違うかもしれないけれど、そういう意味合いの言葉を言っていただいたお仕事があります。その時、私はずっとそういう風に働きたかったんだ、と気づきました。
仕事には誰か代わりの人がいるというのが通説。だから、誰かに必要とされているのは嬉しいこと。ただし、それはその言葉を本気で言ってもらっている場合に限るけれど。
本気の言葉って、なんとなく相手に伝わるものだと思います。逆に本気じゃないと相手には届きません。
小売店舗で接客の仕事をしていた時、褒めてくださった素敵なお客様がいました。私なりにはプロ意識を持って仕事をしていたけれど、小売店舗のパートとなると、そういう人ばかりではありませんでした。
それがプロの仕事と言えるのかはわからないけど、私の細かな気遣いに気づいてくださった男性のお客様がいました。その場で聞くことはなかったけれど、後日、その方の奥様が、
「うちの旦那がめっちゃ褒めてたのよ~」
と、買い物に来て、伝えてくれたことがありました。
実を言うと、そこで働いていた頃はカスタマーハラスメントもすごいし、家庭では子ども達のことが大変だし、心身の状態がよくない日々を送っていた時期。
でも働くからにはプロ意識を持って働かねばならないと思いこみ、いろいろなことを無理して、さらに自分を辛い日々に追い込むという悪循環。
そういう私を救ってくれたのが、何人かのファンのお客様たち。お土産をいただいたり、お客様の笑顔で元気をもらったり、大変な日々の中でファンのお客様たちは私の灯火のよう……。
退職することになり、最後の勤務の日も温かい言葉をもらいました。
カスタマーハラスメントがすごすぎて、過去を振り返るとそのことを思い出すことが多かったです。でも、きちんと私の仕事ぶりを評価してくださった方々も当時はいた、ということをこのテーマで思い出すことができました。
そして、そのことは今の仕事に繋がっています。
思うように結果を出せなかった仕事もあるし、すべてがきちんとやり遂げられているとは言えません。でも、今の仕事環境はプロ意識を持って取り組めば、結果が出せる環境。
そして、ありがたいことにネガティブな言葉よりもポジティブな声かけをしてくれる方が多い環境でもあります。
HSP気質を知ってから気づいたことは、自分が快適に働ける環境でこそ、実力を発揮できるタイプであること。
例えば、パワハラ気味の上司がいるような職場では萎縮してしまい、仕事ができなくなってしまいます。だからこそ、環境がとっても大事です。
自分もクライアント様もその先にいるお客様も。全員が幸せになれるように働ける、三方よしのお仕事をすることが、私の目指すところになりました。
このことに気づけたのも、素敵な働き方ができるようになったからこそなのかも。
小売店舗で働いていた時代は働くための条件が優先で、自分にとって幸せな仕事か?という部分が難しい状態でした。そして、お客様を立てれば、クライアント様(小売店舗)が立たずで、なかなか三方よしにはなりません。
でも、今はそれができるようになりました。
働き方を変えて、難しいと思っていた理想の働き方にちょっとずつ近づきつつあります。
ポジティブな言葉をかけてくださった方々の褒め言葉を胸に刻み、これからも仕事に邁進していこうと思いました。
そして、一面が暗闇に思える時があったとしても、どこかに光はあったんだ、と書くことで思い出すことができて。
ぜひ皆さんも「仕事をしていて嬉しかったこと」を考えてみてくださいね。
掘り起こせば、誰でも何かありそうと思います!
そして、ポジティブな言葉を胸に、ネガティブな言葉はその辺にポイ捨てして、仕事を頑張っていきましょう!!!
Discord名:叶井ゆき
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