子ども時代、HSCで生きづらかった私に伝えてあげたいと思うから
昔を子ども時代と設定すると、アラフィフ世代の今は大きく変わったことがある。
実際、通知表に書かれていた言葉もある。
でも、今の私をこのように表現する人はいないと思う。
私自身もHSPやHSCを最初に知った時、子ども時代はHSCだったけど、今は違うと思った。
でも、よく調べると気質は変わらないので、子ども時代がHSCだった人は今でもHSPらしい。
「そんなの、イヤだ」と思ったけれど、大人になり緩和されただけで根本的な気質は変わらないと自分自身でも気づいた。
数年前、恐る恐る「子どもの病気のことを調べていて知ったけど、私はHSPな気がする」とブログに投稿。
何人かのフォロワーさんが私も?となり、各自調べて、結果を報告してくれた。そして友人にも教えると、なんと友人もそうだったと連絡をもらう。
それぞれに生きづらさがあったようで、情報を知ったことに対して感謝されたのが嬉しかった。
今はこんなに堂々と書いているけど、私にも発信をためらっている時代はあって・・・・・・。
でも今は、発信することで誰かの助けになるのなら、それでいいと思えている。
それはHSPを知らないことで受ける損失の方が大きいと思うから。
内向型、発達特性など、今ひとつ違いがわからない部分もある。
別にそれが絶対の正解じゃなくてもいいと、個人的には思う。
何より、自分の性質を知る方が生きづらさが減ると思うし、どうせなら自分もまわりの人も幸せに暮らしてほしいから。
だから、私はHSPや繊細さんの発信を続けている。
少なくとも、自分のちょっと繊細な部分は書くことにはかなり役立っていると思う。
そして、昔ほど繊細ではないけれど、それはクレーム多発の接客の仕事で鍛えられたり、母として繊細なだけでは立ち向かえないこともあったりしたから。後天的な要素が大きい。
今でも自分が怒られていないのに、怒られている人を見るのは苦手だし、強めの言い方をする人は本当に苦手。パワハラなんて、とんでもない。
たまたまこうやって発信をしているから、自分にHSP気質があることを発信しているけど、過去のオフラインの仕事で言ったことはない。
でも、いろいろな知識があると、人と接する仕事では、もしかしたらこの人は発達特性があるかもなど、その人に合った対応を取れるようになったと思う。実際、最近も役立ったことがあった。
いろいろな人がいることを知ってもらうことで、生きやすい社会になればと思い、厚顔無恥に思う人もいるかもしれないが、こうやって発信している。
HSCの子ども時代のままなら、きっとできなかっただろうし、ここ数年の出来事で私自身のHSPな部分もかなり変化したように思う。
子ども時代のビクビクして、ずっと泣いていた私に、今の私の知識を教えてあげたいと思うから、こうやって発信し続けているのかもしれない。
そのために、まずは小さなことからちょっとずつ、行動を続けている。
京都くらしの編集室の10月noteチャレンジのテーマの1つ。
「昔と今、変わったもの」で書いてみました!