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「私」を排除する(読書感想文)

今回は、自分の過去と照らし合わせて、読書感想文を書こうと思います。
読んだ本はこちら

中々衝撃的なタイトルで思わず手に取りました。
というのも、割と「ハブられ」ながら生きてきたという認識を最近まで持ち続けてきたからです。

少々ネタバレになるかもしれませんので読む予定の方はご遠慮を。
私の人生を何章かにわけるとすれば、第1章は確実に「母」との二者関係を確立し、第三者が介入するべき時期ですね。
私はそれを保育園児から高校生までの広範囲に設定します。

私の母は多忙で、私にとって「話を聞いてくれない人」という認識でした。しかしなぜか、私が話を聞いて欲しい人は母ただ一人だったんです。(祖母や叔母たちでもよかったはずなのに)(あ、父親はいません)
ここでの第三者は(私の解釈では)母の仕事や弟になるはずだと思います。そしてこれら裏や嫉妬が私と母との二者関係を崩し、自他分化及び自己の確立へと向けて動き出すはずでした。。。

しかし、(ここでは省きますが家庭の事情もありました)私はこの「二者関係」を諦めず、外部(友達や学校)に求めたのです。
今考えても、この第1章で私の自他の分化は崩壊していました。
さて、自分と同年代の幼い友人たちに「母」のような存在を求めたとして、結論は明らかですよね(笑)

私はこういった出来事を経て、この裏を知って幻滅・絶望する時期に、嫌悪感を自分自身に向けました。
自分自身を排除しようとしているから、周りからも排除されているように感じていたんだと思います。
高校生まで、自分を「みにくい」ものとして表舞台から排除させるべく、外部を嫌い、殻に閉じこもりました。。。

けれども私は今現在、思考改善に奮闘中です。こう思わせてくれた人々の力を借りながら、「心の台本」を書き換えていこうと思います。

この間の出来事たちも、いつか書けたらいいなと思います。

私にとっての「心の楽屋」はなんだろうなぁ。

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