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好きな香りが新生活にあることでおまもりになるかもしれない

4月、卯月、エイプリル。
始まりの季節がやってきた。

親元を離れて遠方に進学したり、新社会人になる方は期待と不安が入り混じって落ち着かない心境ではなかろうか。

今はまだ無機質な部屋を、自分好みのインテリアに整えていく楽しみ。
新しい友達と良い関係が築けるか、職場が働きやすい環境か。

自由であることへの喜びと同時に、全てが自責であるというプレッシャー。

疲れて帰ってきても「今日どうだった?」と声をかけながら、ご飯を食卓に出してくれる家族はいない。

春休みが終わり、新生活が始まると、いろんなことが怒涛のように押し寄せてきて、気持ちもザワザワすることが増える気がする。

なんだか上手くいかなくて落ち込んだ日に浴びた通りすがりの人の舌打ちが、その日一日中耳に残り、ザラザラとした負のエネルギーが心を蝕んでいったり、

人といる時に妙に張り切りすぎて、なんだかそんな自分に疲れてしまったり、

怒涛で駆け抜けた平日の自分ツケが週末に回ってきて、膨大な量の洗濯物に辟易してしまったり。

特に繊細な感覚を持っている人は、大きく生活が変わるというだけでも、自覚がないだけでとっても疲れを溜め込んでしまっていたりする。

そんな繊細な方には、個人的にぜひ取り入れていただきたいと感じる習慣がある。

「香りをたのしむ」ということだ。

なんだか緊張して眠れない時には、安心する香りを嗅ぐとすっと眠りにつけることもある。

嫌なことがあった日も、爽やかな香りで洗い流したかのようにさっぱりとした気分に変わることもある。

忙しない日々でも、なかなか趣味まで手が回らなくても、インセンス一本を薫き、香りを楽しむ時間があることで、ほんの少し心に余裕が生まれる。

新生活をたのしむために、新生活でがんばる自分のために、香りの力を借りてみてはいかがだろうか?

一番手っ取り早いのは、お香だ。
お香に挑戦したことがない人でも取り入れやすい香りのものを、ここでおすすめしておきます。


薫玉堂

京都のお香の老舗、薫玉堂
薫玉堂さんのお香は、どこか現代的でスタイリッシュ。伝統的なお香の香りが苦手な方でもルームフレグランス感覚で薫ける。

私のイチオシは
音羽の滝
(薫玉堂一番人気の香り。涼やかでさっぱりとしていて、薫くとリフレッシュできる。掃除の後に薫くと空気が浄化された気分になる)

祇園の舞妓
(舞妓さんの白粉のような、パウダリーで甘い香り。薫くとどこか懐かしい香りで優しさに包まれる。眠れない夜の寝室で薫くのが好き)

お試しセットは少量ずついろんなお香を試せるので、薫玉堂初めての方におすすめ。好きな香りに出会えるかも。
香立てもついているので、すぐに薫けてお香初心者さんにも嬉しい。

藍か朱で選べます。

藍はスッキリ系の爽やかな香り、朱はフローラル系の華やかな香り。
どちらも良い香りなので、ぜひどちらも試してほしい。


●堺町101 ●美山のレンゲ ●音羽の滝 ●八瀬の薫衣草 ●三室戸の蓮 ●宇治の抹茶


●堺町101 ●北山のバラ ●大原のコスモス ●北野の紅梅 ●醍醐の桜 ●祇園の舞妓



hibi

hibiは着火具も香皿もいらないお香。
マッチ型のお香を擦って、着火後火が消えたら、同封の不燃性のマットの上にのせるだけ。

おすすめは
イランイラン
ゼラニウム

これも爽やか系から甘い系、ムーディーな香りまでいろんな香りが出ているのだけれど、私は優しい香りのものが好き。

イランイランとゼラニウムは、
ちょっと嫌なことがあってザワザワしたときに薫くと、肌触りのよいブランケットに包まれているような安心感がもらえる香り。

8本770円からと始める時は高いけれど、好きな香りを見つけたら、次はお得な大容量パックを買うのがオススメ。


新生活は、一人時間を慈しんでうまく気分転換しながら過ごしていくのが地味に大切だと思う。

なので自分の中で嗅ぐと落ち着いたり、
気分が変えられるような香りのお香を見つけて、おまもりがわりに部屋に置いておくときっと重宝する。

香りのチカラで、より毎日が楽しめますように!

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