ずぼら一家の家庭菜園気合い入れスギ失敗顛末記 Ⅴ天長地久有時尽…… Sponsored by コスモライフ株式会社 & 有機培養土ガウディ

12/xx　恨み節で長くなってしまったけど、「長恨歌」白楽天作でないので、最初と最後だけで充分です

　にっくき異常気象。

　いや、冷静になろう。いくらなんでも、これで憎んでいたら、真摯に気候変動対策に取り組んでいる方々から、お叱りを喰らう――ことはないにしても、自分が情けない、けど、けど、嘆きたい。うちのお蘭様があああ。乳母日傘ナシは無論のこと、温室育ちにもさせてやれない私達に、数少ないとはいえ、艶やかな花を咲かせてみせてくれた健気且しぶといオンシジューム嬢が、夜中の豪雨で、花を落とされてしまったんだよぉぉぉ。
　ごめんねごめんね。憎む可きは、気象じゃなくて、自分だね。だって、チェックしてたもん、天気予報。時にだったかところにだったかは思い出せなかったにしても、母からのオンシジューム悲報一報を受けて即、大雨ってのは思い出せた程、きっちり天気予報サイトを覗いていたんだよ。
　いや、ほんと、気象を憎む訳にはいきません。異常なんて冠されることのなかった太古の昔から、する可きことを行ってきた人々は、五感その他諸々何であれ、自身に持つものフルに駆使して地球の息吹を感じ取ってきた。アプリでさくっと、どんどこと精度を高めていく天気予報の恩恵に与る（日々日々有難う）ことのなかった人って、も、超人にしか思えない。いや、その現在でも、だ。この迂闊者と比較しては、程度が低過ぎるとしても、猫額庭から、鉢植えもの室内に運び入れる（流石に台風なんかはね、予防策を張る）だけでも、大変だーめんどーだーとだーだー愚痴りながら作業するのみならず、直植えだと、殆ど対策不可で、祈るだけという我が身の振り鑑みると、農業従事者の方々には、も、脱帽する他無い。
　と、愚痴るだけじゃ、聞くのもしんどく嫌になるので、いやらしく暗い趣味を披露しておこう。迂闊さ披露というか、全然生かしてねぇじゃんか、って話だったりするんだが。天気予報。私は、この、天気予報サイト巡りが好きである。暗いのは、前夜のお愉しみだから。で、いやらしいってのは、あれですね、本職の方々の職能には脱帽する他無いってのに、批判しては愉しんでしまうからです。
　勿論国産官製サイト、安心と信頼の大本命。人類の闇を垣間見る思いもするが、最強軍団擁するところも勿論外せない。契約関係での突上げが怖いのか、やたらと雨降りに振るが、裏を返せば、此処が晴れるといったら、ときにところによりの雨も無いという云々と、本当に天気予報を賭事にしているブックメーカーもありますが、私はひとりでこっそり愉しんでいます。いやね、小心者なもので、賭は怖い。賭じゃないにしても、毎日さ、気象予報士さんが、明日は、と口にするのを見る都度感心してしまうんだな。なのに？　いや、本当に申し訳無い。でも、見比べるの愉しいんだよ。あの、さ、何でこんなところで日本の天気をピンポイント予報する？　なんてな主要以外のサイトをみつけたりしてね、ひとりこっそり賭擬きをしなくても、たっぷり面白い。そして当然の如く、大方のサイトは、地球の素晴らしさも取り上げている。大雨降らす雲のダイナミクスに魅了されてしまえば、も、ねぇ、憎む可きは自然に無く、唯唯自分の迂闊さにしかないと恥入るばかり。はぁ、ごめんよぉ＞お蘭様。

後日談
　うちのオンシジューム嬢は非常に寛大だった模様、また、蕾を付け始めました、ありがとうありがとう。心配してくださった方々にも、お礼申し上げます。
　で、すっかり忘れてた、天へのリンク、ガウディの、載せておきます。いや、お蔭様で、なんですけどね。