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2024年9月 視聴メモ:医療ドラマやサスペンス系

このところ体調は谷底を這っています。
気象病っぽく頭痛や倦怠感、アレルギー性鼻炎やら目や口腔内の腫れ、汗疹かアトピーかどっちつかずの痒み……

こまごまとした違和感を「見ないふり」したところで、どうせツケをいつかは支払うことになるので、毎日とりあえず昼寝時間を増やして自分を甘やかし、今までどおりの引きこもり生活を邁進しています。

本やドラマのレビューを書くことが日常の拠り所、もしくは心の張りになっている。なので、このままnoteを倉庫代わりに使いながら、稿料のための有り難い依頼仕事であっても〆切りや人間関係にプレッシャーをかけられるのが得意ではない(得意な人はいないと思う。よほど自分の野心やヴィジョンを描くこと自体にうまみを感じる切換上手でないかぎり)自分をどうなだめながら書いていこうか。そして読んでもらえることも何より嬉しいので、そこらへんをどう磨いていくか。

ぶっちゃけ、いちばんの読者は自分or未来の自分なので、自分が読みかえしていちばん歓びを感じる形式に持っていくことが目標です。それと、もともとnoteは「自分で書く」という以上に、人が書いたテキストを読んだり買ったりできるのが好きで、けっこう長らく「執筆記事ゼロ」でいたような気もしますしね。読むために書く、的な。


『虎に翼』が終わってしまって、あんなふうにリアルタイムで自分に刻みこむような感想メモを書いていた時間がいきなりなくなるのもさみしい。まずは9月に視聴したドラマのタイトルだけでも記録しておこう。

『ザ・トラベルナース』は第二シーズンが始まるというニュースを見て、そもそも第一シーズン(2022)もチラッとしか見ていないやん。と思い、あわてて配信で一気見しました。

ザ・トラベルナース:脚本:中園ミホ、医療ドラマ、54分×全8話
アメリカ帰りのNP(医療行為も出来る看護師)という触れ込みの主人公・那須田歩を演じるのは岡田将生。虎に翼での「心に蓋する裁判官」航一さんの直後に見ると、たった1、2年の撮影時期の違いなのに、うわー、若い!とニヤってしまうのはもうお約束。フリーランスの凄腕ナースとなると、ドクターXとか医療もの以外の派遣おしごとドラマをいろいろ思い浮かべるけど、医療ドラマとしても良質。ここ数年、各種の監修をきっちり入れることが当たり前になってきたからか、セリフで説明するのが「説明」とわかってしまう場面も少なからずあったとはいえ、それもまたお約束と思って見れば呑み込めるレベル。

歩とバディを組むスーパーナース・九鬼静(中井貴一)。中の人ふたりの年齢差が約30歳と知って感慨。私はもちろん中井貴一世代なので、並んでナース仕事をして、互いに遜色のない身ごなし&手さばき&滑舌なのを見て、二人とも全方向的に素晴らしいなあと。見応えあり。

静さんのほうが何かとナイチンゲール語録を引用するので、何冊か手元に揃えているナイチンゲールの本を再読したくなっています。新シーズンのオンエア前に余裕があれば読みます。

他の共演は、松平健が病院長役(ドクターXの西田敏行ポジション)で、同僚看護師が寺島しのぶ、安達祐実、他。ゲストも豪華。


以下、完走した旧作タイトルを。
『CODE-願いの代償-』(2023)
『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(2017)
『事件救命医〜IMATの奇跡〜』(2013、2014)

海外ドラマも何周目かの作品を。
『コバート・アフェア』(2010-2014)全5シーズン75話。JJエイブラムズの『エイリアス』と『パーソン・オブ・インタラクト』の隙間的な、エンタメCIAスパイもの。シドニー(エイリアス)と同じく普通の可愛い系女子がスパイ、という意外性から、「窓」役のバディであるオーギー(エイリアスのヴォーン位置)と恋人同士になって別れたあとは、ハニトラで情報源に近づいたりとかなり「本格凄腕スパイ」になる。第4シーズンあたりをクライマックスに高人気を博したが、制作費が嵩みすぎるようになったとのことで第5シーズンで打切り。次に見るときにこそ、セリフや場面のメモをきっちり取って、鑑賞眼の栄養にしたい……。

ここまで読んでくださってありがとうございます。
そういえば前回に同じようなメモ日記をつけたのが9月半ばでした。


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