高尾山に何度も通って何が悪いの問題
皆様は、高尾山健康登山手帳を知っていますか。
この手帳を700円で購入し、登山の度に100円で押印していただく。
21回(ご本尊の飯綱大権現の御縁日が21日なのでそれに因んでいる)押印いただくと、記念品がいただける。
その中には、薬王院での精進料理も含まれる。
私は札幌に住んでいるので、流石に21回はちょっと、と思っていたため、2022年4月22日に初めて登山した時は、この手帳は購入しなかった。
でも戻ってから、多くの人に高尾山(天狗焼)のよさを熱意をもって語り、なんなら何人もの方が、私のブログを読んで、もしくは直接聞いて
「高尾山に登って来ました(天狗焼を食べて来ました!)」と報告を下さり。
語れば語るほど強くなる、また高尾山に登りたいという思い。
とうとう、
「次回登ったらあの手帳を買おう」と決めるに至り。
そして、今、それ、持っています(笑)
そんな話を今年の春に大学を卒業する娘に伝えたところ、
「わざわざ東京まで行って、都心から結構離れた高尾山に何度も登るって、どういうこと?(頭大丈夫?)」
と言われました。
「わざわざ高尾山に登るのではない。高尾山に登るために東京に行くのだよ」
「はあああ?」
そんなに精進料理を食べたければ、お金を払って食べればいいでしょ!と呆れる娘に
「精進料理を食べるために21回登るのではない。手帳をコンプリートしたいから21回登るのだ」
「(ますます)はあああああ?」
私は気に入ったら何度も通うタイプだ。
私の職場は札幌駅から徒歩5分で、ランチの店は選びたい放題である。
だが私は、この界隈で働いてから約10年間、ほぼ同じ店しか通っていない。
中華、パスタ、定食と、その時の気分で変えており、週一くらいでローテーションで通っている。
だから、まあ、常連のお店は3軒「も」ある(笑)
一方娘は、一度行った店はなるべく行きたくない派だ。
星占いでも私と娘は,真逆の星が入っている。ランチの店選びの価値観も真逆。
つまり、私が21回も高尾山に行こうとしていることは、真逆の価値観で生きる彼女には、多分永遠に共感を得られないことなのだ。
ドンマイ!私。
「少なくともこの20年で、札幌の円山は多分50回以上登っている。
小樽のストーンサークルに行ったのも、30回は軽く超えている。
東京に住んでいたら,私は生涯で高尾山に100回くらいは登るだろう。
つまり、そういうことだ」
私は娘にそう胸を張る。
「ママの人生だから、好きにしたらいいよ」
ありがとう、娘よ。
別に高尾山を何度も登るのに、君の許可などいらないが、やはりそう言ってもらえると、こちらも気持ちがいい。
ということで,来週は3度目の高尾山に行って来ます✨