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夏至の奈良と京都と琵琶湖の旅レポート 1日目~興福寺とならまち

夏至の奈良と京都と琵琶湖を巡る旅に行って来ました^_^

⭐️1日目〜2024年6月19日
奈良1日目ということで。
早朝に札幌を出るも、奈良に着くのは13時過ぎ。
よってあまり欲張りません。

実はこの2ヶ月前の4月にも奈良に行っていました。
あの時は姉と姪のスケジュール優先のため(今でもなぜそうなったのかはわかりませんが笑)
行けなかった「阿修羅像」様に会うことが、この日最大の目的!

興福寺のあとは、奈良公園ぶらついたらしながら、奈良の和菓子を食べる予定。
今回は15年以上のお付き合いがある大阪の魂の家族(妹)のAさんが、興福寺やならまちに詳しいとのことで、案内してくださいました😆

にしても暑い。
札幌はまあまあ涼しかったため、上着必須だったのに。
伊丹についてタラップ降りたら、
「暑っ!!」
となりました。

ちなみに簡単に行程を。
6時過ぎに家を出て、11時少し前に伊丹空港に着きました。

奈良行きのリムジン出発まで1時間近くあるため、前回パンを買った「ル・パン神戸北野 伊丹空港店」にて、パスタランチ。

ル・パン神戸北野 伊丹空港店でパスタランチをいただきました
いつか神戸のホテルのお店に行きたい^_^

13:02 奈良駅到着
13:07 ホテルに荷物を預けついでにチェックイン。
そのあとタクシーで興福寺へ
13:30 興福寺へ到着

タクシーを降りると目の前に猿沢池が
興福寺 南円堂

13:35頃 興福寺南円堂で御朱印をいただいていると、Aさんが到着。
久しぶりの再会を喜ぶ。一年ぶり?
13:45 中金堂(ちゅうこんどう)を見る!
写真禁止でしたが、すごかったです。

中金堂の外観です。かなり大きいです。

こちらは藤原鎌足の息子の藤原不比等によるものです。
金堂(こんどう)とは、本尊仏を安置する寺院で最も大切なお堂のこと。
飛鳥から平安時代前半創建の寺院で多く使われており、一般的には本堂などと言われます。
かつて興福寺には西金堂などもあり、こちらが中心的存在であったため「中金堂」と呼ばれるようになったとのこと。

中にはその名にふさわしい立派な金色に輝く本尊の釈迦如来坐像が。
その大きさと美しさたるや。仏像ってパワスポなのねと実感しました。
胸がいっぱいになるような慈愛が溢れまくっています。
その本尊を守るように立つ国宝でもある四天王の凛々しさ。
天上も高く、その上に描かれているお花すら美しい。
天界にいる気持ちになるほど美しくそして荘厳な空間でした。

見上げた先にあった鹿の紋様が可愛い

14:00 念願の国宝館入館
国宝館には15時過ぎまで中にいたので1時間ほどの滞在でしたが、永遠にいられる場所です。

「おはよう、阿修羅さん」とか言いながら、毎日ご尊顔を拝観できるスタッフさんが羨ましい。
でもね、阿修羅っちだけじゃないの。
天燈鬼とか。龍燈鬼とか。 虎とかゾウとかの動物をかぶっている仏像とか。かっこいいのに個性的だったり、なんかもう、言葉なくなっちやう。
とひとり萌え萌えです(笑)

仏像に詳しいAさんに「この仏像は、みうらじゅんさんが加藤トキコさんに似ていると言ったもの」と教わったそのお顔が、そのものでして。
これは間違いなく加藤トキコさん本人がモデルです。つまり彼女はタイムトラベラーです、と本気で思いました(笑)
ちなみに銅造仏頭(旧東金堂本尊)なのですが、気になった方は、いつか確かめに行ってみてくださいね。

そんなこんなでAさんの独特の解説も面白くて楽しくもあり、仏像の全てが素晴らしくて。
ていうか、奈良国宝、多くない?
もう、私まで国宝慣れしちゃいそう(何それ)

ずっと滞在したかったのですが、後ろ髪ひかれつつ表に出ました。

次は「ならまち」を散策にでかけます。
興福寺の階段を降り、てくてく歩いていると、猿沢池で関西大学の人たちが(名札をつけていた)何かの調査をしていました。
何をしているんだろうと池の中をのぞいていると、お兄さんの一人が近くに来て説明してくれました^_^

興福寺の不要な瓦を積み上げている
見えないかもしれませんが蜻蛉がいます

猿沢池の生態系を守るため、魚礁となるよう、興福寺で修復時に出てきた廃棄用の瓦を沈めていると。
「魚礁ってことは、この池に魚いるの?」と聞くと「ほら」と指差す先に小さいエビやハゼの仲間や小魚がウロウロしています。
この池ではコイが幅を聞かせているけど、あれはもともとここにいたわけではないと。

そうなのーーー!
エビとか小さい!
かわいい笑

瓦の裏には小学生たちが、叶えたい夢をマジックで書いていました。
上の写真の瓦は、とある関西系の番組で、ジャニーズ(じゃなくってなんだっけ新しい名前)の子達と、よいこの濱口さんが積んだものとのこと。

旅をすると、ほんとうに色々とお勉強になるー

猿沢池のほとりをあるいているとこんな看板が

帰って来てから調べてみたところ、このようなお祭りが開催されていました。
宵宮祭:9/16(月・祝)17:00~ 
例祭: 9/17(火)   
なんと、もうすぐですね!
私は今年はいけませんが、いつか必ず行きます。

高田崇史先生のこちらの本を読んで気になっていた猿沢池なのですが。
この采女祭りを見に行くと、夢叶えノートに書きました。

新しい情報をゲットしてさらに進みます。
猿沢池から流れる小川にかかる橋があり、下を覗いてみて、こんな石像を発見しました。びっくりです。

たまたま橋の下を覗くと謎の石像群を発見!

率川地蔵尊(いさがわじぞうそん)
護岸工事の際に大量のお地蔵様が見つかり、それをここに集めて並べられたものとのことでした。
ちょっと不思議な光景です(*^_^*)

15:15 ばえるお店「奈良御菓子製造所」に到着。

店内に中庭のように植えられた橘
どら焼きとチーズケーキと和紅茶
お店の前

おしゃれ!
おしゃれ!(あまりにおしゃれだったので2回言いました)

スイーツを堪能した後は、ただもう適当に歩き回ります。
奈良に来る前に調べていた人気のカフェやらお店が、あちこちに散らばっていて、迷子になるぅ~となりました。
案内のAさんがいなかったら、間違いなく迷子で諦めていたかも。

狭くて似たような町屋が並ぶなか、お店もそれぞれ小さくて。
看板も渋めというか、目立つ気なしな謙虚さ。だけどそれぞれが素敵で、しばらく奈良市に滞在して、片っ端からお店を巡りたい。

実はこの日は30度を超えており、まあ、暑い暑い。
6月に30度とか。
札幌も、まあ、最近はあるか。

そんな中で庚申堂(定休日だった)を探すなどして結構長い間歩き回ってまして。
暑くてばてそうな状態でお店に入ってしまったので、本当は和菓子と煎茶のセットを食べるつもりで入ったのに、「か、かき氷ください」と言っていました(笑)

Aさんのかき氷
私は抹茶と葛餅のかき氷である!
お店の入口

奈良 和菓子 / 鶴屋徳満

よく考えたら、北海道では、お店でかき氷を食べようと思ったことはなく。
そんなに暑くないし、パフェとかクリームとかめっちゃ美味しいから、「水凍らせて飾ってシロップかけたやつ」をわざわざ食べなくても、と思っていました。

ごめんなさい、かき氷とかき氷職人さん。
こんなにちゃんとしていると思わなかった。
なぜなの?
ふわっと溶けるし、氷というより、甘くて美味しい冷たいなんか(語彙力笑)
あっという間に食べ終わり、もういっぱいいける、と思っていました。
暑いとかき氷食べたくなるのね(超実感)

そしてもう良いお時間に。
ちびっ子もいるのでそろそろ帰らねば、と。
うむ。
名残惜しい。
だが仕方あるまい。

最後に「柿の葉寿司」の老舗、平宗さんに寄り、今日の晩ご飯を買いましょう~。

ホテルにて夕食として柿の葉寿司を食す
みんな、食べたことがないなら、食べて!!!!
こちらがならまちにある平宗さん

平宗さんで柿の葉寿司を買っていると、Aさんも「和菓子を買うつもりで持ってきていた保冷バック」に、家族みんなの柿の葉寿司買ってつめていました(笑)
その後、近鉄奈良駅まで行き、大仏プリンなるお店を教わり、プリンジャム(なんてこと!)と、ヨーグルトプリン(蓋が鹿の絵なのはこれくらいだったの)を買いました。

こちらもおいしくいただきました。プリンジャム最高

奈良、最高。
住みたいくらい好き。

汗をかいたので、天然温泉つきのホテルでしたから、晩ご飯食べたら即温泉。
翌朝も5時から温泉にはいりました。

最高の1日でした^_^

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