見出し画像

熱湯の効果

コーヒーやお茶を自分で煎れると、お湯の温度による出方の差に敏感になる。

なかなか買いたいと思える電気ポットに出会えず、ようやく買った電気ポットには、保温温度設定機能が搭載されている。
最高で98℃にしか設定できない。

再沸騰をさせても、即座に設定温度に下げようとするので、結局、熱湯を使うのが最適な飲み物の風味が落ちる。

そこで仕方なく、やかんにポットのお湯を入れ、ガスコンロで沸騰させたお湯を使う。

ドリップコーヒーを煎れる時は、トロ火でも沸騰した状態を保てるように、実際に使うよりも多めのお湯をやかんに入れる。

マグカップを充分に温め、砂糖を入れ、最初は、ドリップコーヒーの挽き豆全体が湿める程度に濡らし、香りが立つのを確かめてから、挽き豆の一番上よりも少し高い位置までお湯を注ぐ。

豆が踊って、ドリップコーヒーの濾紙(ろし)の四隅(よすみ)に固まったのを、お湯で落としていく。

お湯を注いだあとは、お湯が落ち切る寸前まで待って、やかんはトロ火にかけ、お湯の温度を落とさないようにする。

そうして5分以上かけて、コーヒーの完成。

紅茶やハーブティーも、しっかりと沸騰させた熱湯で煎れると、色の濃さや風味が違う。

電気ポットも、ガスで沸かすやかんも、それぞれの役割がある。

いいなと思ったら応援しよう!

夕月 檸檬 (ゆづき れもん)
有料記事は、note IDがなくても、ご購入いただける設定をしています。 有料記事・無料記事ともに、チップもお待ちしています♪ 直接、私に送金したい方は、ご連絡願います。

この記事が参加している募集