【読書録】ラッシュライフ/伊坂幸太郎

こんな本気読んだ事がありませんでした。
物語の構成、仕掛けがすごい。
伏線がすごいのは伊坂幸太郎の得意としているところだと思いますが、伏線を越える伏線、仕掛けにワクワクが止まりませんでした。
主に四つの話が並走のようで交錯している、いろんな人のお話です。

もちろん構成に感心しただけではありません。

登場人物は私とは異なる世界線の人ばかりのようで、将来の自分かもしれない、友達にいるかもしれない。

私が感じたことは

落ち着けばたいていのことはうまくいくこと、

お金よりも大事なものに出会えた時、人は強いんだということ。

不思議で怖い話でありながら少しほっこりするような、最後は正義が勝つと思えるようなそんな強さがあるお話でした。

さて、こんな感想を書いていますが、正直理解し切れていない部分があります！笑

もう一周読んでみたいと思います