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大宇宙大学日誌vol.5 実験地:wayaー北海道 札幌
北海道実験009 OTARU TAP ROOMを大学にしてみる(前編)
おたる!ルタオ!おたる!(猪木のリングイン的な感覚で)
こんにちは、大宇宙大学のあり方を考えつつ息しているゆずです。
さて、この企画はずっと北海道は札幌で行ってきていました。しかしBUT。ついに!札幌外に出ることに!
小樽にあるゲストハウス、「OTARU TAP ROOM」が今回の舞台。
あ、小樽と札幌の距離感があんまりわからんよ〜って方へ。
こんな感じです。車で一時間。東京でいうと江ノ島くらいの感覚じゃないかなと思います。ちょっとした個人旅行程度ですね。泊まりはしないけど。的な。
で、そんな小樽にはその名の通りOTARU TAP ROOM というゲストハウスが。一階部分ではビールの販売も行なっている、イカしたゲストハウスです。
今回はこのゲストハウスを大学化してやろうと、そういうわけで小樽まで飛んできてしまいました。
いやなんでやねんな、と言いますと
この男、たにしゅんこと谷駿之介。彼はOTARU TAP ROOMでヘルパーをしつつ、小樽商科大学の学生であり合同会社PoRtaruの副代表として活動してる元気満点男児です。
アー写がめっちゃマッチョでした。強そう。いい海だ、、
PoRtaruは小樽商科大学生(たるしょー)と小樽の街をつなぐことで学生の力を使った新たなる価値創造を行なっている会社。元はと言えばたるしょーの生徒を時給1000円で何でも屋としてレンタルしていたのが始まり。
そこからなんやかんやとあって小樽とたるしょーの結びつきを強くするものを作るようなイベント開催や大学とのオンライン説明会などのお仕事を経て、ちゃんとしたお仕事をする会社として独立していきました。
彼らが今度、コリビング的なシェアハウス、Tug-Bを立ち上げるんだそう。
みんな...お待たせしました...
— だいご (@daigo_u) May 26, 2021
長き沈黙を破り、大型シェアハウスプロジェクトの現状を共有...!!
物件が変わったりする中で、「俺たちが作るのってただ住むだけのシェアハウスじゃないよね」ということで構想が大きくなってきた!
シェアハウス改め、
「「コミュニティベース構想」」
8月には文字数 https://t.co/buUFWE91oq pic.twitter.com/Luvn5QS31U
で、その前段階としてshared-Bというコリビングではなく「コ・タマリバ」つまりざーっくりいっちゃうとシェアスペースをOTARU TAP ROOMのラウンジを活用して6月21日〜7月21日の一ヶ月限定でオープンするそう。
確かにゲストハウスのお昼の時間って、なんに活用したらいいのやらってなるもんな〜
と、いうことを聞きつけ、え〜じゃあそこのオープン前にプレイベントとして二日間限定で大学化しちゃおうよ!という誘いを投げ、
MTGを行い
確実にスクショのタイミングをミスりました
コロナの影響も考えて隔日8人限定で6月8~9日の2daysで行おう!と決定。宿泊したい人は2200円でちょっと安くできますよ〜という特典つき。
基本TAP ROOM内で自由にコワーキングして、それぞれの空き時間を調査してその時間に町歩きを行おうか〜となりました。
こんな感じで時間整えて。
で、まあこの辺まで考えたときにこんなに参加者おるんか、、?と不安になりました。っつーか泊まってくれる人とかおるねんか、、?
そもそもここまで大宇宙大学してる私はいきなりきたよくわからん大学生ですしおすし。しかも明後日いきなり空いてる!?という謎呼びかけに賛同してくれるようなフットワークの軽い人なんておるねんか、、?
と、不安でしたが
まさかの二日とも満員御礼!!!!
あざーっす!み、みんな、
あざーーーーーーーーっす!!!!
人が来てくれる、っていうのは嬉しいもんですね。ウッハウハしながらみんなの待つ🎶小樽へ🎶
【悲報】
— ゆず@大宇宙大学 ノマド女子大生 (@yuzu_milk_ice) June 8, 2021
本日よりワーケーション的企画で小樽に一泊2日を主催するワイ、
((((イヤホンを札幌に忘れる))))@26Hiroyan @tiny_nosuke #大宇宙大学#University_of_Universe pic.twitter.com/5DJuGCSgXz
イヤホンを忘れたことに苦悩しつつも、まあなんとか小樽へ、、
ん?
次は〜、蘭島〜。蘭島〜。
hey,,
乗り過ごしちまったぜ☆baby☆
初っ端参加者二人とともに小樽駅で降り損ね、しかもそのバスが快速的な、ぜんっぜん止まらないバスだったことから大大大乗り過ごし!
距離感にして1.5倍遠い感じのところにきてしまいました。
降りるなり訳のわからない通り。小樽は以前行ったことはあるのですが、蘭島はマジで未開です。ここどこ。怖い。
と、こーんな時にあってよかった☆小樽に詳しい人!
とりあえずエグいパン屋さんを教えてくれたので、そこまでお散歩してみることに。(授業開始一時間前)
踏切を見つけたので
スタンドバイミーごっこしたり
廃校を見つけたので、「ここを大学とする!」と言い張ってみたり(チキンなので言い張るだけ)
なんかサブカルっぽい神社を見つけてキャッキャしたり
そんなこんなでエグエグパン屋さんにやってきました。最寄りのバス停から25分はあるかないといけないのにこの混雑。流石である。
し☆かーし
まさかの撮影禁止パン屋さん!
さすがのエグさ。撮影禁止とな、、ほおお、、
なんとなくイメージしていただきたいのですが、基本一組ずつ入っていける小さなパン屋さん。普通は惣菜パン!メロンパン!食パン!はい!やすい!うまい!早い!って感じで置かれるであろう店内ですが、らぐじゅありいな横文字のパンが丁寧に置いてあります。
私はいわゆるチョコクロワッサンを買ったのですが
「パン・オ・ショコラですね〜」
的な。パン・オ・ショコラですって。オってなんだよオって。クッソ〜それっぽいぞ〜
パンたべる!授業まであと40分!#大宇宙大学#University_of_Universe#空きコマ蘭島@otarutaproom @portaru_otaru pic.twitter.com/3bvxN4ekro
— ゆず@大宇宙大学 ノマド女子大生 (@yuzu_milk_ice) June 8, 2021
そうこうしつつも授業に間に合うように残り時間を入れてツイートし、なんやかんやと小樽へ。
がしかし
授業始まりました!
— ゆず@大宇宙大学 ノマド女子大生 (@yuzu_milk_ice) June 8, 2021
あとちょいでつく!#大宇宙大学 #University_of_Universe pic.twitter.com/N1BQBOd704
飛馬、アウトーーーーーー
参加者の一人の飛馬くんの授業が始まってしまいました。申し訳ねえ。うちらはよ、、大宇宙大学なのによ、、大学を無下にする様なことをしてよ、、すまねえ、、すまねだ、、
ちゃんとすぐにオンライン環境に誘導しました
OTARU TAP ROOMに到着するとあら可愛い。こんなスペースちっくな看板がお迎えしてくれました。うれぴす。
「お、お邪魔します〜ゆずです〜」
「じゃああの、とりあえず大学化しますわ!」
「あ、よろしくお願いします!」
強制大学、完了である。
だんだんみんなの対応力が上がっていることに感動しつつも、ひとまず大学化。
エグいパン屋(違)のパンをたべつつ、ひとまずオンライン授業時間に入っていきます。
謎にそれっぽい写真
私は流通の授業でした。流通って難しいね!
で、授業もひと段落したところでウロウロ町巡りを開始。
アテンドしてくれる谷くん。小樽のいいところを紹介しつつカメラワークまで教えてくれるスーパーコーディネーターです
彼がどれだけ凄いかというと
ゆずの撮った風鈴
谷くんの撮った写真
ええええええええええ〜。じ、自分下手くそか〜〜〜〜〜。
なんかもう最近思うんだけど、私まじカメラなんてて持っててごめんって思う。もっと上手い人がとるべきなのよ、、マジで、、
まあひとまず気を取り直して町巡り。
谷くんオススメの団子屋さんでみんなでお団子食べたり
高台の神社でいい写真を写したり
それらしいところで大学っぽく振る舞ったり
いい小樽を巡っとります。
この辺で、ゆずが一つ提案。
「そだ、杜の樹行ってもいいかな??」
杜の樹とは、、小樽にある20年以上続くゲストハウス。私が以前日本一周した時にも立ち寄ったいい感じの宿である
ゲストハウスであるがゆえにあんまり地元の人は訪れないそうで。
まあそっか〜そうだよな〜
好きなものは布教せよ、が人生のモットーなので、みんなを引っ張って連れて行って見ました
入りから趣があります。
「わ〜マサさん〜お久しぶりです〜!きちゃった!」
「よくきたな〜久しぶり〜」
オーナー、マサさんと挨拶をかわしつつみんなを連れて中へ。
本棚どーーーーーーーん
そうそう、ここの一つの魅力はその漫画の量。マサさんが集めまくったマンガがずらり。もはや図書館です。
しかもね〜こう、こち亀!とか美味しんぼ!とかあの、床屋さんとかお好み焼き屋さんにおいてありがちな懐かしのラインナップじゃないのよ。
鋼の錬金術師からビースターズまで、最近の「あ〜これ気になってた!」的な漫画がずらっと置いたります。
ゆずは気になってた東村アキコ先生の自伝を借りました。うはうは。小樽にいる間に読むぞ〜
みんなゆるゆるときを過ごしながらマサさんの語る「ゲストハウスとは」な話に耳を傾けます。
「え、マサさんってここをカフェとかにしないんですか??いろんな人が来れるよーにとか。せっかくこんな居心地いいからもっといろんな人がきて欲しい」
「しないね。だってここは宿だから。ご飯を食べて欲しかったら小樽のいい店を紹介する。くつろげるカフェとかも小樽の違うところのことを教える。この街におけるうちの機能は宿なんだよ。だからそれでいい。そのままでいい。」
「全部ここで集約する、ってわけじゃなくて?」
「街で一番大切だと思うのは、映画館とか本屋さんとか、お金を使わずに居座れる場所なんだ。そういう場が点在して、この街そのものを好きになってもらって、そんな人が居場所を必要とする、俺はそれがいいと思うけど、まああくまで俺の意見だからさ。」
普段わたしは居心地のいい場にいる意味を作る、ということを考えているのですが、彼はそうじゃない。あえて自分のやることに特化していく。余白はあるけど、あえてそこを見せてはいかない。
ふわっとゆるっと、大切なことを押し付けがましくなく言ってくれるマサさん。
みんなもまた来たい、また遊びに来てもいいですかと口々にいう。
なんか、この瞬間が幸せでした。自分の好きな「絶対いい場所」が伝播して行く感じ。
大学化させていただきました。ひゃあ
そんなこんなで一日目が終了。は〜こっからは一人か〜
と思うと
「俺今日泊まる!」「俺も泊まる!」
と、まさかの宿泊者×4という状態。ひゃあ〜こうして来てもらえるとうれぴいよ〜
ですがゆず、疲れすぎて夜10時には寝落ち。
クッソ、、もっと喋りたかったぞ、、うう、、
実験結果
北海道実験009 OTARU TAP ROOMを大学にしてみる(前編)
結果・バスの乗り過ごしもいいもんだ
気になった人はワイのプロジェクトを見てページビューを増やそう!な!!
https://100banch.com/University_of_Universe