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日本一周38 人びとの想いを乗せた本が集まるゲストハウス
このnoteは…
ゲストハウスが好きすぎて47都道府県のゲストハウスとライブ配信、のちクラウドファンディングで100万円のご支援を頂きながら大学を休学せずゲストハウス日本一周をするノマド女子大生、ゆずの日本一周日記です。
前回のあらすじ
女子力が上がりまくった旅!
おはようございます!
朝からですね
ライブ配信見学の会!
ここ、神戸南京町にはですね、豚まんの発祥である超超有名店、「老祥記」さんがあったりします。
そこのお店がひろみさんレポーターでインスタグラムライブ配信するというので、お邪魔しちゃいました。
こんなの。
配信してたのはその姉妹店に当たる曹家包子館。
ブタが可愛い
お向かいに本店はあるのですが、そこは朝の10時というのにもうえげつない混雑。
1時間は待ちそう、、
少しあんの具材は違いますが、ほとんど同じなのに名前が違うだけで知られてないのかなあ。こちらはそこまで並ばずに購入できます。
パッケージにこだわらなくてすぐに食べたい人へ!曹家包子館がオススメです。
ひろみさんによると結構そういうのあるそうで、有名な本店は超混雑だけど、メニュー同じ支店は並ばず入れるのって多いらしい。まあガイドブックだけじゃ書いてないしわからんよね。
まあなんでライブ配信してるかっていうと
この、豚まん包みの技を配信するため!
老祥記では社員のボーナス支給額に、「1分で豚まんが何個包めるか」が関わってくるそうで、12個はみんな包めるラインらしい。そのため皆さん包むのが早い!
その様子をコンテスト形式で配信しちゃおうという。ふつうお堅いイメージの公式アカウントとは思えない企画。こういうの好きです。
まずは手始めにひろみさんが挑戦
あ、餡が〜〜〜〜〜
でもこんなもんならしいです初心者。いやまあむずいよね。
テーレーレーレーレレーレーレー
クソコラ具合がすごい
北東さん
元サッカープレーヤー、入社2年目、奥さんともうすぐ生まれる子供のために、包みます
よいしょ、よいしょ
しっかり計られてます。ひいい、、
1分経過!査定が入りつつ
13個!
北東さん「焦りました」
獅子さん
入社三年目。指がめちゃめちゃ綺麗ならしい
は、はやい、、!
なんと快挙の17個!!!!す、すげえ、、!
配信終了後に豚まんを食べさせてくれました!もうとんでもなく美味しい、、!
ふかふかの皮と、餡。あんは本店はネギ入り、こちらは干し椎茸入りだけど、個人的には干し椎茸派だったりする。最高。
曹さんは四代目。の時期イケメン社長!まじで優しい。豚まん美味しかったです、ありがとうございます!
そんなこんなでバスの時間が近づき、そろそろ出発の時間、、!
バタバタと準備してたらひろみさんが手紙をくれました。
「バスで読んでね!」
いそいそとあけると、、
お手紙と一緒に、ステンドグラスの栞が、、!
なんというサプライズ。嬉しすぎます、ありがとうございます!
ひろみさんの優しさを染みつつ福知山駅へ!
いや、京都に戻っとるやーんと思ったそこのあなた!ここにきたのにはわけがあります。
福知山公立大学!
実は私、こちらの大学のゼミにゲストとして登壇させていただいたことがあります。
オンライン宿泊日本一周中、教授の中尾先生とオンラインで出会い、トントン拍子で授業をさせていただきました!
その中尾先生が、学生さんを連れて一緒にとまってくださることになり
中尾先生は地域経済のことをご研究されている教授。何度か先生からもゲストハウスをご紹介いただきました。
先生が推してくださるのは、とにかく初めての連絡はメールじゃなくて電話でしろ!ということ。
年代ごとの差もあるかのように思うですが、先生曰く、人はだれかと会話するとき、その僅か7%しか話の内容は占めていなくて、他は聴覚と視覚で情報を得ている。(メラビアンの法則)
だから、メールなどの文面での印象はかなり正確でなく伝わってしまうし、冷たく感じる。お時間に都合が会うなら、少なくとも電話、できることなら対面で事を行うべき、とのこと。
確かに、メールだけで連絡が行くと冷たく感じたり、揉め事になったりしやすい。(ちょっと前友人とそれで揉めた)
私のクラウドファンディングも、今思えば絶対にテキストで初めのお願いはしないで、電話するようにしてたなあ。
だからこそ、ここまで沢山の人が私のことを信用してくれたのかもしれない。心に留めよう。
他にも、田舎暮らしの難しさ、のリアルなことも聞きました。
半農半Xという言葉が有名ですが、やっぱりネットやメディアはその美しいものだけを切り取る。
「もちろん本当にそれだけで生業を立てている人もいるけれど、やはりそれだけではなくて、何か安定しているものがないと現実的に難しいこともあるんだよ」
その道の研究者からの正直なこと。とても響いたし、そう簡単に暮らしをスタンダードのもの(普通ってなに?って話ではあるけど、まあ私の学校の”普通”)から移すのは、そう生半可ではできないんだな、と思いました。
教室。ここであの郁也さんも授業したらしい。
「この大学も、昔は廃校の危機にあった普通の地方大だったけど、日本一田舎の大学として地方での経済に力を入れたから持ち直した。」
「それこそ今は、観光系の大学とかは難しくて。一見華やかなように見えるけど実際はかなり薄給だし、今のように安定しない時もある。本当に好きでやりたい人はいいけど、地域で仕事をしたい私の学生にはあまり勧めることはしないかもな」
そろそろ将来を考えないとな私。確かに一瞬観光業も考えてはいたけど、参加者ではない作り手は単なる華やかさだけで選べるものではないよな。
私がやりたいことって、なんだろう。
でも、どこか自分の手を動かすものはしたいと、それだけはぼんやりとある。まだまだしっかりとは見つからないけれど。
さて、今夜は兵庫は竹野、「ひととまる」さんへ!
竹野はお魚が美味しい街。夕ご飯はめちゃめちゃ新鮮なお魚!!
私は干物(オーナー石丸さん手作り)、先生はお刺身!
ここは石丸さんがオーナーのゲストハウス。一階にはひたすら本が並びます。石丸さん自身も本もありますが、ほとんどがお客さんからの寄贈。
テーマは「好きな本」
小説も
旅の本も
写真集も
ボンカレーも(!?)
裏にはちょっとした謎が。ぜひ見にきてください。
寄贈すると千円引きなのです。曰く、資本主義社会へのちょっとしたアンチテーゼも含めて。お金以外の価値を見出すことと、思い出の詰まった本を集めることでこの「場」の価値が積み上がって行くのです。
ここは本と寝床、ですが他にもOOと寝床、として何かをしてもらう、代わりに泊まれるようになってたり。
今までは写真を撮ったり、アクセサリーを作ったり、太鼓演奏なんかもあったそう。
元々はバー兼ゲストハウス、だったのを、より好きな空間である「一人でのほほんとできる時間」を本とともに過ごすものを作るために、昨年初頭にコンセプトチェンジ。めちゃくちゃ素敵にハマってます。
海水浴だけでない、穏やかな竹野での夜は、のほほんとすぎたのでした。
余談!
この春のオンライン宿泊で、本を贈りました
初めて自分のお金で集めたシリーズ、ガリレオシリーズの私の中での最高傑作。
ここに、本を贈った人の想いが全て書いてあるんですよねえ。ひゃー懐かし。想いまで読めるって、とっても贅沢で暖かい。
ただのブックカフェでない、「本のある場」なのです。
続く!
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