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行動力って変な言葉だよな、という話.

みんな「行動力」って言葉を普通に使ってるけど、変な言葉なのは分かっているんだろうか.

「行動力」っていうのは心臓が意識せずとも動いてるのと同じくらい当たり前で必需なものだから、本来なら言語化しなくてもいいはずの力だ.

もちろん専門的な用語として、「意識せずとも心臓が動くこと」を意味する言葉は存在しているけど、その言葉をほとんどの人が知らないのは、その言葉を知らなくても心臓は動くし、知ってても得になることがほとんどないからだ.

意識しなければ心臓が動かない世界線なら、その専門用語を知らない人はいないけど、「行動の内容」に意識を向けて、それについて考えないといけない世界線でなければ、「行動力」なんていう変な言葉は生まれないはずだ.

ということは、今僕たちが生きているのは「行動の内容」に意識を向けて考えなければならない世界線だということか.

そしてその世界線に住んでいるのと同時に、自分の行動をコントロールできない人が多くいる現状があるということか.

なるほど、だから「行動力」なんていう変な言葉が生まれているし、それを多くの人が大切にしている.


「行動力」なんていう変な言葉が存在している理由を知ることはできたけど、なんだかモヤが残った.

大きな不安というか心配というか、僕がそれを案ずる筋合いはあっても義理が無い中で、なんだか大きなものに対する暗いニュアンスが残ってしまった.



「行動力って変な言葉だよな、という話.」

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