2021.12.22 今日の音|目にとまったツイート〜頑張り屋さんのあなたへ〜
おはようございます、小沢佑太です。
早起きできたので久しぶりの早朝投稿です。
目が冷えている時よりも目を温めた状態で寝る方が起きた時の目が元気だなあと思うのは私だけでしょうか。「冬は目を温めて寝たほうが快眠できる」という説を勝手に提唱しています。
今朝起きてすすーっとTwitterを見てまして、
一瞬僕の目を止めた言葉がありました。
「他の人がすぐにできることが自分にはできない。だから他人よりも頑張らなければならない!頑張る!!」
みたいなニュアンスだったと思います。
えらいね〜努力家だね〜〜って気持ちが半分と、
何か声をかけてあげたい気持ちが半分。
ツイート主さんは多分高校生なんですけど、
高校時代の僕と、全く同じことを言っているんです。
定期テストが終わって、
ほんとに本気で母親に同じ言葉を言ったことがあります。
あれからいろんな経験をしてきて、
今年一年人生最大のターニングイヤーを終えようとしている今、
この言葉を見て思うことがいろいろとあります。
なんなら今でもずっと、このマインドは僕の身体のどこか、心の隅っこにこびり付いています。おかげさまで努力するのは得意なほうだと思います。
一方で、この考え方は社会に出てそんなに役に立たないなあとも思います。学校で同じ事柄に対して同じメジャーで評価されるからこそ必要だったマインドだなと思うのです。
苦手なことを克服して平均点を上げることは、バランスを保っていくことは確かに大事ですが、それは残念ながら学校社会でだけです。
実社会に出て感じることは、「苦手なことは人に任せて自分の得意を発揮しよう」です。正直これが一番いろいろ上手く回るし、途中段階として苦手に挑むタイミングはあるけど、最終的にはこのマインドで差し支えないのです。
で、じゃあ自分はみんなより全てにおいて能力が低いかというと、案外そうでもありません。巷にはLD(学習障害)という言葉がずいぶん馴染んできました。学校社会においてLDという特性はなかなか苦しいものかもしれません。HSPという性格も集団生活においてはハンデになり得ると思います。なんなら僕の「みんなより頑張らねば」の大きな要因はHSPという性質にあったような気がします。でもなんか、いろいろ名前ついてたりしますけど、これって要は得意不得意の問題であって、学校社会で必要とされる能力が低くて、学校で評価されることが苦手ってだけです。
いざ、社会に出たり学校の外に出たりすると、途端に隠れた才を発揮する人だってたくさんいます。
相対的に、あるいは絶対的にたった5段階の数値で評価されてしまう学校社会は、この世の全てではないんだよという話です。
学校内でそんなことを言っても「じゃあその分の内申はどうするんですか?」ってなっちゃうんでなんとも言えないんですが、結局は「その苦手なことに他の人の3倍の時間をかけて取り組むなら、得意なことに3倍時間かけて誰よりも突出すればいい」です。
それがやりたいことなんだったら、時間かけてでもやる価値はあると思いますけど。少なくともやりたくないことを「頑張らねば」という気持ちで頑張ることはないなあと思います。
こういう想いを言葉にするのに1300字も必要なはずはないなと思います。
もっとスマートに、もっと伝わるように、もっとわかりやすく、もっと優しく伝えたい。
こういうときに僕の表現の方法として演劇があれば最高なんだろうなあ。
よし、じゃあそうしよう。
書きたいことができました。
ちょうど今考えている、
4月23日におこなう一人芝居公演のコンセプトにマッチする話題です。
「学校」
の話をします。
2021.12.22、頑張り屋さんのあなたへ。
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■まず最初に読んでほしい記事
「夢を追い続ける、小沢佑太のガイドブック」
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