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2021.6.10 今日の音👨‍🏫|学ぶを楽しむ授業

どうも、佑と申します。
昨年の職場と比べて仕事量は3分の1ぐらい減っているのに給料は変わらず、有り難いなあという気持ちで朝を迎えました。

そんな僕ですが、来年3月にはこの仕事も辞めて、演劇と教育の2本柱で生きていくことにしました。どっちにしろ今の恩恵を受けられるのは今年いっぱいなので、良い頃合いではあるのです。ただ、今の場所には結構よくしていただいているので、何か残していけないかなあと考え、現在、導入されたiPadでの授業研究・実践に没頭しています。

というわけで、今日は最近動き出した教育のお話を。

約1週間前に、うちの高校で1年生に一人一台iPadが配付されました。
そのタイミングで僕は、数学の授業を講義的に教えるのをやめました。
その代わり、クラスで1時間に到達したい地点(目標)を決めて提示し、クラス全員がその目標を達成することがミッションであると伝え、あとは自由に取り組んでいきます。
自由とは、言葉通りの自由で、教室の中に居てくれればどう学んでもOK。
立ち歩いて仲間と協力してもいいし、一人で黙々と取り組んでもいい。
近くの人に聞いてもいいし、自分から動き回って教えにいってもいい。
とにかく目標をクラス全員が達成できるようにすること。これをミッションとして、ミッションクリアに向けて各々動ける範囲で動きながら学習を進めていきます。

教師は職務放棄では?
という問いが立った方も少なくないのではないでしょうか。
僕自身も最初はそう思っていました。しかし、実際にこの形で授業を初めてみると、いろんな障壁にぶち当たります。
・目標が高過ぎて個々に余裕がなく、交流が生まれないまま時間が過ぎていく。
・自由なグループでやって良いので、やりたくない組が全然関係ないことをしている。
・わからないモードに突入し、やる気を失って不機嫌になる。
・他者との交流を拒み、自分が終わって満足してしまう。

1週間やってみて出てきた課題はこの辺りです。
予想できた範囲ではありますが、教師はこの課題解決のために、教壇を降りて個別対応に当たります。1時間、教室中を歩き回り、クラス内の好循環を生むために努めます。正直な感想を述べるとすると、僕はこういったいわゆるファシリテーション的な立ち位置が前から得意でした。得意でしたが、それでもなお、教壇に立って授業をしているより、体力の消耗は激しいです。1時間やるだけでめっちゃ疲れます。

でも、その成果は少なからず出ているようです。
宿題は出していないのに、子供達は自ら予習や復習を自宅でやるようになりつつあります。説明することの難しさを痛感し、理解を深めようとする姿も見られます。「わからない」と人を頼って放置せずその場解決をしている姿も見られます。この形にすでに馴染むことができた一部の生徒は、何より楽しそうに学んでいます。僕の目指している教育に近づいています。

学ぶを楽しむ。

この学習形態を維持、深化させ、考査で測られる学力も向上すれば、「学ぶを楽しむ」学校作りも夢じゃないと思います。
高校生の間に学びを楽しめる子達で溢れたら、未来はもっと明るいと思うんです。
ちなみに今実践しているのは国立の優秀な附属高校とかではありません。偏差値50前後の私立高校です。

テストのために修行のようにカリカリやる勉強は卒業したい。

もちろん、未来のためにそんな時間も必要です。でも、誰かに言われてではなく、自ら選んでその道を進めたらいいなあと思います。

学ぶを楽しむ。

これをテーマに、3月まで奮闘します。


余談ですが、、、
個別でのオンラインでも密かにこのような実践をスタートさせています。
2022年3月まで、ボランティア(無料)でのオンライン家庭教師です。
よかったら以下の記事を読み、ご連絡ください。

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時々、実践報告をしていきます。
あたたかく見守っていただければ幸いです。

それでは、木曜日。暑いですね。熱中症には気をつけて!

2021.6.10、イメージはついたから、あとは信じて進むだけ。


p.s.僕の自己紹介と演劇への想いを込めた記事です👇


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小沢佑太|劇団CLOUD9
最後まで読んでくださってありがとうございます♪ 現在は日々の気づきを毎日綴っています。 2022年に劇団を立ち上げ、その運営を行う中での気づきや成長日記にすることを目指しています。 もしよろしければ、今後の活動をサポートしていただければ幸いです☺️