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【私的読書生活】読める本の見つけ方

先日の話。

普段、活字読むの苦手…というツレアイ。
それが妙に没頭して、結構分厚めの本をかなりのスピードで読んでいる。

何を読んでるかと覗いてみたらこちらでした。

なんでもポワロ自身が話してくれているようで読み易いと。

実はツレアイがポワロ好きなことから(よくドラマシリーズも観ている)、興味あるかなと思って、私から手渡してみた本。

見事にハマったよう。
薦めた本がヒットするの嬉しい。

興味ありそうな内容というのは大前提。
その上で、読みやすくてぐいぐい読める。
そういう本は必ずある。
まぁ、逆も然りで、びっくりするほど読めない本、全く頭に内容が入らない本というのもあるけれど。

自分自身に興味があり、かつ自分に合う文体だと、驚くほど本は読みやすくなる。

ツレアイは語り調の方が馴染むらしい。
私はわりあい「〜である」「〜ですます」も好きだ。

紙質、書体もわりあい関係すると思う。
基本的には新しい本のほうが印刷がよく、読みやすい。
書体もちょっとした違いで読みやすさが違うことがある。
これについては電子書籍だと調節できていいのかもしれない。

私自身はこの間まで読んでいた本は、状態などはかなり悪いにも関わらず、するすると読めた。

逆にこちらは、横書きかつ書体が少し苦手だったため、読み始めは少し難儀した。

新しければいいというわけではないところがなかなかに難しい。

小説にしても、自分はわりあい最近の小説の方が入り込みにくい。
台詞にしても、地の文にしても、今風すぎると馴染むのに時間かかることがある。
かえってこの間読み終わった山崎豊子の『女の勲章』などはさらさらと読めた。

だから本が読みにくい、活字は苦手、でも本は読めるようになりたい!という人には、まず興味がある分野についての本を集め並べてパラパラと見てみることをおすすめしたい。

誰しもなにかしら興味のある分野はあるだろう。
グルメでも映画でもキャンプでもファッションでも。

今はちょっとAmazonやGoogleで「〇〇 本」と検索すれば、いろいろなものが紹介される。

もちろん図書館や書店で探すのもいい。

なんとなく気になる分野のあたりをウロウロして、2、3冊見繕って、前書きや後書きを読んで、その中で自分の肌に合う文体、語り口のものを選べばいい。

本はあくまで自分主体で選べる友だちというか、話し相手。
いくらでもこっちの都合に合わせてくれる。
そう思って付き合いやすい、つまり読みやすい本を自分主体で選べばいい。

色々な読書術の本に書いてあることでもあるけれど改めて、そう思った。

まぁ、あんまりそういうふうに本とばっかり遊んでばっかりいると、私みたいにコミュ障になってしまう可能性もあるので、ほどほどに、笑。

最後までご覧下さり、ありがとうございました。 どうぞ素敵な読書生活を👋📚

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樹田 和(いつきた なごむ)
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