【私的読書生活】週刊読書録 vol.88
すっかり読書の秋。
あと数日遅く生まれれば読書週間生まれだったのに!と、毎年歯噛みしている樹田 和です。
読書はもちろん大好きなのですが、なんというかそれ以上に、「本」とか「読書」とか「読む」という単語に弱すぎて。
はっきりと 何かの病です。
私に何か売りつけようと思ったら、これらの言葉つければまず間違いなく手を伸ばしますねw
前世も来世も紙魚かもしれません。
幸いにして、文字を読める人として生を受けた今生。読める限り読んでいこうと思います。(そうして溜まる積読たち。)
さて今週紹介する本は…
揺さぶられる価値観
九州にてある強盗殺人事件が起き、1人の男が犯人とされた。
上京し、敏腕と評判の大塚欽三弁護士に兄の冤罪を訴える妹ー柳田桐子。
昔は人権派だったものの、年を重ね、事務所が大きくなるにつれ、時間や報酬に縛られるようになっていた弁護士は、その日、愛人との約束もあったこともあり、その依頼を断ってしまう。
しかし弁護士は事件が気に掛かり、独自に調べていく中で、無実と思われる証拠を見出していく。
しかし既にその男は犯人とされ、獄死していた…。
ここまで読めば、弁護士がその男の冤罪を晴らすために奮闘する、いい話になりそうじゃないですか!
そう甘くはいかない、ここからが清張の見せ所だなと。
兄を無実の罪で失った桐子の怨みの矛先が向かうのは…。
ここからは読んでもらった方がいいです!
いや、怖かった!面白かった!
堀北真希主演版のドラマが録画してあったので見たけれど、それも面白かったです。
みなさん、演技うまかった!
同じ読み味としてこちらもおすすめしておきます。
ぞくっとする度はこっちが上かも。
食べるもので人生がわかる
先日読み始めた漫画。
少しずつ読んでいる現在進行形のシリーズです。
どうやらもうすぐ新刊が出る模様。
歴史と美味しいもの。
本の次に好きなものが揃った漫画。
なんで今まで知らなかったかな?そして何のきっかけで知ったっけな?と謎ですが(たしかKindleの試し読み)。
絵は若干のクセはありますが、綺麗なので読みやすい。
まだ数話ですが、蘊蓄も楽しく、供される料理も美味しそう。
自分なら今際の際には何を食べるかなぁ。
BOOK・OFFのブックの日、行けばつい買ってしまうことわかりながら、まんまと予算オーバー。
ひとつ前のレジに並んでいた方が、5冊程度をさっと会計して帰っていかれたのがかっこいい。
読む分だけ買って読んで血肉と出来るような人になりたかった。(諦めてはいますw)
最後までご覧下さり、ありがとうございました。 どうぞ素敵な読書生活を👋📚