“これなら出来そういいご飯”《マガジン“新書沼にようこそ” vol.25》
『80代現役医師夫婦の賢食術』/家森幸男
著者の家森幸男氏は85歳の現役医師。
40年間、世界の25か国61地域で健診を行い、体当たりで各地の食事を調査し、食と健康の関係を研究してきた方。
マサイ族の健診行かれた話が好きです。
なんか、そんな方が語る健康食って、ものすごく説得力ないですか?
なんでも健康についてはどうせ自分は親が太っているからとか、がん家系だからと諦めることはないそうです。
それを踏まえての「賢食術」。
ポイントは「まごわやさしい」食材と、「たんぱく質」、「低塩」、「低脂肪」。
とりあえずごまやかつおぶしをかけるとか、大豆食品やヨーグルトを食べるようにするとか、なんとかできそうなことを提示してくれているので、取り組みやすいのです。
レシピ本などもたくさん出してらっしゃるので、詳しくはそちらを参考になさるといいかと。
とは言いつつ、なかなか三食バランスよくなんて無理!という人にとっても福音が!
それならなんとかなるのでは!?
第11章では管理栄養士の森真理先生も加わり、健康長寿食の20のヒントが示されています。
そこではインスタント食品などを食べる時のコツも。
これならなんとかできそうかと。
そして、こういう、ちょっとのことで、「健康」になれるなら、それに越したことはないですよね。
樹田家、最近は物価も高いため、ついつい安けりゃいいやで買っていたところ、この本を読んで以来「野菜はケチらない」と「サプリを買うと思えば安い」を合言葉に、野菜やごま、かつおぶしなどを買うようにしはじめ、気持ち減塩を心がけてみたところ…
なんと3日でツレアイ共々1キロ減!!!
これはいける!!!
と、なんだか胡散臭い健康食品の広告みたいになってきてしまったので、この辺にしておきましょうw
最後に、家森ご夫妻の対談が載っているのですが、これがなんだかラブラブで微笑ましいのです。
それだけで、もうご馳走様という感じでした。
おすすめです。
とは言え、料理自体が大変なんだよ!と言う方にはこちらおすすめです。
これを参考にしたら、うちのブロッコリー利用率爆上がりしました!
最後までご覧下さり、ありがとうございました。 どうぞ素敵な読書生活を👋📚