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茶色い「お客様」と「感染症対策」

note開いていただいてありがとうございます

こんばんは。時刻は22時6分。
唐突にnoteの書き出しを大幅変更しました、三角の刺し身です。


今日は引退するバイトの同僚にプレゼントを買いに行っておりました。
そのついでに昼食を食べていた時の話です。

雰囲気の良さがウリの、少しお値段の張るいかにも健康に良さそうなメニューが並ぶお店。
そんなお店で、あろうことか、あの「お客様」がいらっしゃった。しかも3名(匹)。
私はそのお客様はそこまで嫌いではないので、紙ナプキンで掴んで放り出そうかと思いましたが、騒ぎになっても面倒なので店員さんを呼びました。
丁寧に謝罪とお礼を述べられ、席を移動し、食後のコーヒーに、頼んでいないシフォンケーキがついてきた後。
自分が座っていた席の横一帯に、「感染症対策のため座席数を制限しております」のプレートが置かれていました。


ああ、便利な世の中になったものだなあと。
感染症対策にしては明らかに制限しすぎだ。横6人分くらいの座席が使えなくなっていた。
それでも、「感染症対策」と書いていれば、ご時世柄なんとなく納得してしまいそうだ。
当然だ。「ゴキブリが出たから」なんて理由は、自分しか知らない。
おそらく殺虫剤か何かが入っている霧吹きを必死に撒いていた店員さんも、何しろ液体は透明なのでアルコール消毒にしか見えない。
なんの感染をさせるわけでもないのに、「感染症対策」で説明がつけられていた。


これ、「感染症対策」で通用しない世の中なら、どうやって説明していたのでしょう。
何の理由もなく使えない席があるなんておかしい。でも絶対にゴキブリが出たなんて客に言えない。店の外には数組が列を作っていた。さあどうする。
「予約席」とかの対応になるんでしょうか。急造で手書きしたものでも、それっぽいスタンドで立てておけば、手書きの温もりを感じるそれっぽい歓迎の気持ちが表れそうだし?


「感染症対策」を理由に、多くのことに勝手にフィルターをかけて考えていることって意外なところにもあるものだなと、気付かされた出来事でした。


時刻は22時35分。
お読みいただきありがとうございました
よろしければ、明日もお付き合いください。

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