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ひとりアドベントカレンダー完走した感想と企画の裏話
はじめに
こんにちは、あゆみです。
この記事は、「新卒デザイナーが2024年を振り返る、ひとりアドベントカレンダー企画」の8日目、あとがきと裏話的な記事です。
アドベントカレンダーは24日で終わるものだと思っていたら、世間一般では25日まであるらしいので、せっかくなので(?)裏話も記事として公開しちゃうことにしました。
というわけでもう1日だけお付き合いください。
詳しい自己紹介や各記事へのリンクは0日目の記事をご覧ください。
*一連の記事は、私個人の見解であり、所属する会社の公式見解を代表するものではありません。
企画を始めたきっかけ
1.弊社には個人で外部発信をしている人がほとんどいなかったから
みんなが発信を始めやすいように、事例を作ってみようと思いました。
弊社のデザイナーの多くは、情報発信に対してハードルを感じていました。性格的な要因もあると思いますが、記事を書くことをとても難しいことでハードルの高いことだと捉えてしまっていると思いました。
一方でわたしは学生時代からnoteを更新していた経験があり、文章を書くことへの抵抗感があまりない方でした。
そこで、中身のクオリティにこだわりすぎず、「こんな感じで発信していけばいいんだ」というイメージを持ってもらえたらいいなという思いで始めることにしました。
2.客観的なフィードバックをもらうため
もう一つの理由は、自分の成長のために客観的なフィードバックが必要だと感じたからです。
社内には素晴らしく優秀なデザイナーの先輩ががたくさんいますが、日々の業務で関わる機会があるのはその一部に限られています。また、同じ会社で働く人は似た価値観を持っている人が多く、働きやすくはあるのですが、視野が狭くなってしまう懸念がありました。
そこで、社外の方々からフィードバックをいただける環境を作り、より多様な視点を取り入れたいと考えて、まずは自分のことを知ってもらうためにインパクトのあることをしようと思いました。そこで思いついたのが「一人アドベントカレンダー」という狂った企画でした。
この記事を通じて、新しい繋がりのきっかけを作れたり、動機の発信のきっかけになれたので当初の目論見としては2つとも成功です。
なぜ完走できたか?
正直、完走できるとは思っていませんでした。なぜなら、0日目の記事出した時はまだ1日分も記事書いてない状態だったからです。
こんなに短期間に記事を更新したのは人生初めてでしたが、完走することができたのは、確実にAIを活用したおかげです。
AI活用について
記事の下書き作成にはNotionを活用していたのですが、特に有用だったのは内蔵されているAIチャット機能です。
文章を書きながらシームレスに校正や提案をしてもらえるため、他のAIに移行する手間がなく、執筆効率が大幅に向上しました。普通に一人で書くときの2倍くらいの速度で書けたと思います。どんなふうに活用したのか、プロンプトも合わせて紹介します。
構成と方向性の明確化
まず、アドベントカレンダーを書き始める前に各記事のターゲット読者を検討して概要を書いたものを評価してもらいました。
何度か壁打ちをしてもらい、手を加え、AIに相談して、を繰り返し、どのような効果のためにどんな記事を書くのかをあらかじめ明確にさせました。
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記事の文章改善
文章の校正や体裁の統一だけでなく、記事全体を通してのボイストーンの一貫性維持や、より読者に伝わりやすい構成への改善をサポートしてくれました。
伝えたいことがうまく文章にできないときは、AIを活用して文章を改善することができました。 あらかじめ、記事のターゲット読者や全体の概要、私が最も伝えたい主張をAIにインプットさせておくと、その要素を活かしながら、より分かりやすい形で文章を展開してくれます。
この方法のおかげで、自分の考えをより正確に、かつ読者に伝わりやすい形で表現することができました。
![](https://assets.st-note.com/img/1735048230-EgoKJ76pQS50UsfDdYybrWGn.png?width=1200)
たまに嘘つくけど!笑
![](https://assets.st-note.com/img/1735048304-0j8cwoJaYkGAgmRxeFKPrHyL.png?width=1200)
執筆を通じて気づいたこと
この企画を通じて、情報過多な現代のインターネット上で健全に発信を続けていくために大切なことに気づきました。
外部発信の目的は記事を書くことでもフォロワー数を増やすことでもなく「つながるきっかけを作ること」だということです。
発信を続けることで読者との親近感を醸成したり、ネット上で価値観を共有できる人と出会ったり、またそれをリアル関係構築に繋げることがでるような戦略を立てることが大切だと感じました。
そしてその戦略の一つとして有効なのが、「手触り感のある記事を書くこと」です。
情報が溢れる現代において、私の発信する内容は世界のどこかで誰かが既に語っていることな可能性が高いです。つまり、記事の論理的な正しさや活用できること以上に、書き手独自の視点や実践、経験などの「手触り感」が大切なのだと思いました。
また、見知らぬ人の日記に興味がないのと同じように、「知っている人が書いている」「共感できる価値観や経験を持った人が書いている」ことが、記事を読むかどうかの判断基準になっているのではないかと思いました。リアルなイベントや対面でのコミュニケーションと発信を掛け合わせることが大切ですね。
これらの気づきを活かし、今後は抽象的な理論だけでなく、もっとライトな文章量で気楽に読める形式を意識していきたいと思います。私の場合は書いているうちについつい文章が長くなってしまうので、今後はもっと短く洗練させた記事を書いていけたらと思っています。
謝辞
7日間(この記事も入れると8日間)読んでいただき、本当にありがとうございました!
フィードバックや応援が大きな支えになるのでぜひ率直なご意見をお待ちしております。
この記事を読んでいる同期・社内の方へ。
記事書いて下さい!!!!!!!
もしくはわたしが伸びるためのフィードバックをください。よろしくお願いします!