#329 一手間と工夫で地方にお金を落とす場所は作れる。その実感を持つことが出発点
いかがお過ごしでしょうか。林でございます。
昨日から3歳の息子と2人で来ている長門湯本の話です。
今日は、昨日初体験したテントサウナなどのアクティビティから、地方にもお金を落とす場所を作れることをリアルに実感し、とにもかくにも、サービスを作る側がその実感を持てるかどうかが出発点だというテーマについて話します。
地元に観光地はあるけれど、十分な宿泊場所がないからお金が落ちない
ディスティネーションレストラン(目的地となるレストラン)がないから、地元にお金が落ちない
新幹線や空港から車で1時間程度離れた場所にあり、都市間移動の通過点になる場所でないからお金が落ちない
このような悩みや課題を抱えている地域は、多いのではないでしょうか。
もちろん、これらの課題を乗り越えるための施策や事業は非常に重要です。一方で、これらの課題は個人レベルで何とかできる話ではなく、口だけではない「官民連携」による本格的なアプローチが必要になります。(この話は、また別の機会に詳細を書きます)
観光に関する施策や事業に携わっている方であれば、オーバーツーリズムへの考慮、人的供給制約下でも継続性のある事業・サービスを作っていく上で、「観光客数を増やすことではなく、一人当たり観光消費額を増やすこと」によるアプローチが重要なのはよく理解されているところと思います。
一方で、じゃあどうすれば良いの?という個別具体の話になると、具体的なイメージが湧かず、自分たちの思考の枠から外に出られずに、アクションに繋がっていかない、あるいは継続できない、という方は少なくないのではないでしょうか。
今日は、昨日の長門湯本でのコアな体験と、木下斉さんはじめ仲間との議論から理解した「地方にお金を落とす仕組みを作る時に重要なこと」を深掘りしていきます。地方に限らず、個人としてのサービス開発において極めて重要な原理を学べたので、何らかのサービス開発を考えている方にも参考になる情報があると思います!
テントサウナのサービス開発
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