『営業1年目の教科書』
この本を読むべき人
営業初心者
営業職に配属
営業職希望
1. 内容
『営業1年目の教科書』は、営業の基本を学びたい人に向けた本です。
著者の菊原智明さんが経験を基に、新人営業マンが苦戦するポイントや解決法をわかりやすく教えてくれます。
この本で大事だと感じたのは、営業は「物を売ること」ではなく「信頼を築くこと」だという考え方です。
特に印象に残ったポイントを挙げると、売り上げよりもお客さんの満足を優先することです。
数字に追われて自分本位なイメージがありましたが、パートナーであることを大切にしなくてはいけないと再認識しました。
新人でも実践できる具体的なコツがたくさん書かれていて、とても参考になりました。
2. 実践
本書では「お客さんの話を8割、自分の話は2割」というバランスが大事だと書かれています。
営業ではつい自分の商品の良さを伝えたくなりますが、何を求めているのかを知ることが大事だと感じました。
たとえば、「なぜこの商品を検討しているのか」「今までに似た商品を買ったことがあるか」などの質問が紹介されています。
そして基礎的である「小さな約束を守ること」が信頼を築き上げて、当たり前を当たり前にできることが大事だと感じました。(時間を守ることや、メールをすぐに返信することなど)
営業を始めたばかりだと失敗はつきものですが、この本では失敗からどう学ぶかが大事だと書かれています。
「どこが足りなかったのか」「次はどうすればいいか」を考えることで、自分を成長させるきっかけになるので思考を変えて捉え直します。
3. 感想
この本を読んで、営業では基本がとても大事だと改めて思いました。
営業をする上でのマインドセットや物事の捉え方など1から学び直すことができとても参考になりました。
イラストが描かれていて、本の読みやすさも優しく内容が簡単。
この本は営業に携わるのであれば絶対に読むべき本です!