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習慣化の話

はじめに

何かを続けることは難しい。

先月の末、以前から興味のあった「経済学」「歴史」「英語」の勉強を、正式に開始した。
ひとまず1か月間、3つの科目を毎日勉強するという目標を定めた。
そして先日、なんとかそれを達成できた。

1か月という短い期間ではあるが、毎日勉強を続けられたのは、私にとってかなり価値のあることだ。

この記事では、今後の自分の為に「なぜ続けられたか」について考えてみたい。


続けられた要因

勉強を続けることが出来たのは、次にあげる3つの要因が影響していたように思う。

1. 1回あたりの作業のハードルを下げた
2. 少しの時間でよいから、毎日やることにした
3. 習慣化アプリを使った

次の章で、それぞれの説明をしていきたい。


具体的に何をしたのか


1. 1回あたりの作業のハードルを下げた
 
作業を始める前というのは、そりゃもう、ものすごく億劫である。
自分の成長のための勉強であっても、それは変わらない。
自らやろうと決めたことなのに、出来ることならやりたくない。
この気持ちを、少しでも小さくできないかな、と考えた。

そこで「それぞれの科目に、毎日着手さえすればよい。」というルールを定めた。
経済学と歴史は、関連書籍を1ページ、いや1行でも読めば、その日は目標達成。
英語に関しても、英語に関連する動画を少し見たり、英単語1つを調べるだけでもOKとした。

1度始めてしまえば、あとは惰性で作業を続けられる。
実際に「1ページだけ読もう」と本を開き、結局数ページ読み進めた日が、何度もあった。


2. 少しの時間でよいから、毎日やることにした

短い勉強時間だと、あまり成長している感じがしない。

「こんなペースで意味あるのかしら。」と不安を覚えることもある。
だったら曜日を決めてまとまった時間を取り、1回あたりの勉強時間を増やすのもありかな、と思ったりもした。

ただ、私は忘れっぽいので「あ、昨日は勉強の日だったか。」みたいなことが起きる気がした。1度やらない日が出来ると、ずるずるとやらなくなってしまう。

結局、1回あたりの質よりも回数を取り、短い時間でよいから毎日勉強をすることにした。

2週目くらいになると、1日の中で作業する時間が決まってくる。
これにより、作業をする確率が高くなったように思う。


3. 習慣化アプリを使った

勉強をすることを忘れている日、そのことを思い出せるようにと、作業実施を促すアプリを探してスマホに入れた。
その名も「継続する技術」というアプリだ。

このアプリは、
・毎日決まった時間に、決めた作業を実施するよう通知してくれる
・作業を行ったことを記録できる
・作業を行ったことを記録すると、少し褒めてくれる
という機能がある。

それらは無料で利用できる。
(課金をすると、褒めてくれる言葉がいい感じになる、らしい。)

このアプリを使ったメリットは、3週目くらいから出てきた。
疲れていて、どうしても勉強したくない日や、眠たくてしょうがない日がある。
そんな日でも「ここまでの連続記録が途絶えるのは嫌だなぁ。」と、嫌々ながら机に向かった。

多分、アプリを利用していなかったら、1か月間毎日勉強することはなかったと思う。


最後に

1か月間勉強を続けてみて、何となく考えたことがある。

それは、「上達するために最も必要なのは、それを続ける、ということなのではないか。」ということだ。

続けてさえいれば、きっといつか、人並みにできるようになる日が来ると思う。
続けてさえいれば、分からなかったことが分かる日が来ると思う。

続けることさえ出来れば、勝手に上達するのだ。
どうしても続けられないことなら、それは自分に向いていないことなのかもしれない。

「好きこそものの上手なれ。」という言葉は、そういう事なのかもしれない。


最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

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