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未来のアイロンビーザーへ

ちょっと前にアイロンビーズに関する投稿をしましたが、万が一興味をもたれて始める方、もしくはそんなお子さまいるかもしれないのでアドバイスなどを。


◇◇どのビーズがいいの?◇◇


アイロンビーズは調べると意外と出している会社があります。

これは自分の環境で、安定して入手しやすいものがベストです。

といっても実店舗、ネットで買えるという点でパーラービーズが1番無難かと思います。
パーラービーズにしましょう。
これでもう同志です。

店舗の取り扱いではパーラービーズが断トツで目に付きますが、ナノビーズもまま目にします。

サイズがだいたいパーラービーズの1/4位になるため、大作を作製したいとか、キャラ物のストラップ作りたい時などには重宝します。

しかし、作業がより細かくなるという点ではかなり制作が大変になります。

また購入に際して、パーラービーズだと各色混ざったバケツセットなどがありますが、各色個別に買われるのをお勧めします。
もしくは色分けされたセット。

お子さんの場合なら、バケツから目的の色をワイワイ言いながら探すのも遊びとしては楽しいですが、大人の場合ならそこはお金で解決していい部分かと思います。


◇◇買っておくべき色は◇◇


作る作品にもよりますが、黒は用途が多いため余分に購入しておいた方がいいです。

黒は作品を飾る土台部分で消費したり、まとめてどばっと意外と使います。

白もよく使う色ですが、長期的に見ると紫外線の影響か、黄ばみやすいようなので、在庫管理しっかりするか、その都度補給していくのがいいと思います。

そして購入しておいた方がいいお勧めの色は“とうめい”です。

もちろん透き通るような色合いではないですが、他の色と違い作品の色合いに干渉しにくく縁取り補強できたり、ガラスの表現を出来たり、何よりも白の代わりに使うことで、上で書いた黄ばみの変化を抑制することが出来ます。


◇◇その他の購入物◇◇


各色を単色で買われる際はビーズを並べるプレートも購入しておきましょう。

プレートはS、Lありますが大は小を兼ねるのでLを。

そしてプレートは白色と透明色と各々ありますが、設計図を利用する際に便利な透明を。

ご自宅にクッキングシートがなければ、アイロンペーパーの購入も忘れずに。

あと百均などでビーズを小分けに出きるケースなども揃えておくと効率良くなります。



ピンセットもあるといいですが、専用のピンセットよりも先が曲がったピンセットの方が長時間の作業には向いています。


◇◇作り方のコツ◇◇


並べてアイロンかけるだけなので、子供でもできるものですが、綺麗に仕上げる為にもコツがあります。

ビーズを溶かす量が多いと、ビーズは正方形に近くなりキチッとした印象、少ないとビーズの形が残り柔らかい印象がでます。

どちらも好き好きですが、溶かす量が多い方が、
“あれ?くっついてなかった!並べ直さなきゃ!”
というリスクないのと、作品の強度が増すのでいいと思います。

↑写真。左は結構溶かしていて、ビーズの穴が小さくなってます。黒と白の境も鋭角になっていますね。右は少な目に溶かしているためわビーズの穴がわりと残っています。
ちなみに白色のビーズの黄ばみ、ふちの透明がこんな感じです。


素材のテイスト楽しむという点では少な目に溶かすのもいいですけどね。

仕上がりで困るのは、この溶かし方にムラが出きるということです。

溶かし過ぎと不十分なところがあると、見た目に気になります。

それを減らすにはアイロンで加熱するのを均一にすればいいですが、これは結構難しい。

もう1つは、アイロンかける前にビーズの高さをチェックすること。

実はビーズは一個一個微妙に高さが違います。

少し高いビーズと少し低いビーズが隣接すれば、アイロンに接する時間がかわり、一方が溶けてきているのに、もう一方はまだ溶けてすらないという状況を生みます。

それを防ぐためにアイロンをかける前に不揃いなとこないかの最終確認をすれば、仕上がりも良くなります。

個人的にはパーラービーズよりもナノビーズの方がバラツキが大きい気がするので、その点でもパーラービーズの方がお手軽かなと感じます。

高さムラが出るのは最初にアイロンかける面なので、裏表の違いを気にしないなら、しっかりアイロンかけて溶かして、もう片面を好きな具合に溶かすというのもいいでしょう。

たかがアイロンビーズですが、やり始めると物をつくる喜びを手軽に味わえるいいアイテムだと思います。

アイロンを使うが故に火事だけはくれぐれもご注意下さい。
アイロンを使わない、水で接着させるアクアビーズというのもありますよ!










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