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最近、よく空を眺める。それはなぜか。

この世界は
私ひとりじゃないということを
再認識するため。



ついつい一人で仕事をしていると、
自分の周りだけで世界が完結していると錯覚する。

ついつい視野が狭くなって、
すぐ目の前の壁がすごく高く感じて。

まるでこの世界にひとりぼっちで
取り残されたような気分になる。

でも、ふとカーテンを開けて空を見上げると。
そこには眩しいほどの太陽の光があって。

その光が照らす様々な世界があって。
たくさんの建物があって、たくさんの人がいて。

ああ、この世界にはたくさんの人の人生がある。
私はひとりぼっちじゃないんだ。

そう感じることができる。

それに、空から見た私なんてちっぽけなもの。
これだけたくさんいる人のうちの一人。

ただ、それだけの存在。

大したすごいこともできないし
大した悪いこともできない。

私一人の影響力って大したことない。

だったら成功しようが失敗しようが、
この世界から見たら大したことではない。

もっと俯瞰して自分のことを見てみよう。
空を見ているとそう思えるんです。


それともう一つ。
それは単純に空が綺麗であること。

毎日、毎時間、空は違う表情を見せてくれる。

オレンジと水色で彩られた朝焼け。
強い光と白い雲に飾られた真っ青の空。
全体的にグレーでもくもくとした曇り空。

どれもその時その時の一瞬だけ。
同じ空が見えることはない。

そんな一瞬、一瞬を切り取れるのが写真の良さ。
だから私はつい、シャッターを押したくなる。


私はきっと、明日も空を見上げる。
その時の表情を、一瞬を見逃さないために。

そして、私以外のたくさんの人の存在を感じるために。
ひとりぼっちじゃないことを、再認識するために。



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