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「文章のゴールは人を動かすこと」専業主婦だった私がライターと出会った原体験を思い出した
ライティングのことを考え尽くした1日でした。
去る11月24日、さとゆみさんの「超集中☆1日ライティング講座」に参加しました。座学でみっちり8時間!さらに懇親会まで参加。10時間コースです。
さとゆみさんこと、佐藤友美さんは、『書く仕事がしたい』『本を出したい』など、「書くこと」にまつわる著書を持ち、「さとゆみビジネスライティングゼミ」も主宰する、ライターの大先輩です。
1時間目が終わりました!「全員でうまくなりたい」「プロフェッショナルを増やしたい」というさとゆみさんの言葉。出し惜しみなしであっという間の時間。
— かたおか由衣@家族とエンタメ好きなライター (@MomYuuuuui) November 24, 2024
#さとゆみ超集中
8時間の講義も飽きることなく、手の動きが見えなくなるんじゃないかと思うほどのスピードで、メモを取る手が止まらない。
講義の中で、「文章のゴールは人を動かすこと」との話がありました。例えば、LINEで「待ち合わせを◯時から◯時に変更して」といった文章も、基本的には「誰かに何かをしてもらうもの」なんですよね。
なので、ライターとして企画を立てるときには、「誰の何を変えたいのか」考えながら書くとの話がありました。誰かを動かしたい……あんまり考えたことがないかも、と思ったのですが、この話を聞いて、「私はさとゆみさんの文章で動かされたんだった」と、とある出来事を思い出しました。
さとゆみさんのライターキャリアのスタートは、髪について専門に書く「ヘアライター」です。第一弾の著書は、2016年初版の『女の運命は髪で変わる』。
私は、そのころ専業主婦をしていました。2015年11月に3人目の子を出産し、2016年の6月に母を亡くしています。新卒でリゾート運営会社で働き、そのまま退職して専業主婦へ。ライターの「ラ」の字も知らなかった時期です。
そんな時に、この本に出会っていたのです。
家の外に出たくないレベルで落ち込んでいても、子どもの習い事や幼稚園の送り迎えは待ったなし。私の個人的な事情なんて誰も知らない。それでも笑顔で挨拶しなきゃならない。人と会ったときは、にこやかに笑顔で会話をしていたものの、水に流れる落ち葉が削られていくように、じわじわと消耗している感覚がありました。
落ち込み尽くしたあとに、私が最初にしたことは、「娘を抱っこ紐に入れて近所に出かけて、一目惚れしたピアスを買うこと」でした。
過去と未来、どちらに対しても悲観的になってしまっていたから、どうにかして「今ここ」に目を向けようとしていたんだと思います。
やっぱり、子育てに追われているとどうしても自分のことは後回しにしがち。「自分を大切にするとは?」と立ち返りながら、「まずは美容室に行こうかな」と思い、どんなヘアスタイルが良いのか、美容室がいいのか、リサーチしている中で、この本に出会いました。
これ以降、「ヘアライターの佐藤友美さん」を認識して、美容室やヘアケア商品などを選ぶときに、さとゆみさんのお名前を検索するように。実際に、さとゆみさんが対談していたのを見かけた美容師さんの美容室に行ったこともありました。
まさに、さとゆみさんの本を読んで、行動していたのか!!!
そこから、自分磨きのマイブームは去り(私は基本的に飽きっぽい)、転勤で沖縄の竹富島へ。島暮らしの最中に、ライター業と出会います。
ライターについてさまざまな書籍や記事を読む中で、さとゆみさんを認識、「あ、このさとゆみさんは、あの紙の本を書いていた佐藤友美さんなのか!!!」と、私の中で結びついた瞬間でした。
そして、『書く仕事がしたい』を出版。周りのライターの間でもこの本はとにかく話題で、付箋を貼りまくって勉強をしていました。
また、コロナ禍だったためにオンラインでも受講できるようになっていた宣伝会議のライター講座の中に、さとゆみさんの講義がありました。
当時のツイートも発掘。
https://x.com/momyuuuuui/status/1500044597451706370?s=46
編集ライター講座の後半はさとゆみさん!戦略と行動量に圧倒されながらも、失敗談もたくさん話してくださった。さとゆみさんも編集ライター講座の卒業生。意図的にインプットの機会をつくっていたと。経験と、その先へのつなぎ方、勉強になりました。
— かたおか由衣@家族とエンタメ好きなライター (@MomYuuuuui) March 5, 2022
……と、こんなことを振り返りながら、『1日集中☆ライティング講座』を受講していました。
「ならば、さとゆみさんのライティングゼミも参加したらいいのに!!」
ですよね。ここまで書いて、私でもそう思います。
どうも、「ライターではなくても文章が上手い人がたくさんいる」「会社員でもプレスリリースやインタビュー記事が抜群な人もいるし」などと思いがち。私には「ライター」や「書く仕事」を、どこか肯定しきれない、ちょと斜めから見ているような部分がありました。
「さとゆみさんほど、書く仕事を私は楽しめるんだろうか?」「本気になれるのだろうか?」との迷いがあったのかもしれません。
これまでに色々な学びの場に参加してきたのと、ありがたいことに今は仕事の依頼や相談を多くいただいているので、とにかく打席に立って経験を積む時期なのかなと考えています。
だからこそ、今回の1日集中ライティング講座で、初めて直接学びの機会を得られたことは、きっと私のこれからにとって大きな出来事になるはずです!(言霊)
これからもさとゆみさんの発信は追って行きたいし、またお会いしに行きます!
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▼アーカイブ配信が現在も購入可能なので、気になる方はぜひ下記のpeatixリンクから!
https://peatix.com/event/4159045
「さとゆみビジネスライティングゼミ」の卒業生の皆さんが寄稿し、さとゆみさんが編集長を務めるWEBメディア「CORECOLOR(コレカラ)」。こちらも関わっている皆さんが、いつも楽しそうなのが印象的です。クラウドファンディングをされていて、こちらも支援しました。(リターンが豪華すぎませんか……?)
これまで、実はさとゆみさんの「文章」「言葉」に背中を押されていたんだなあと気づいたのでした。これからも追わせてください!!!
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お知らせ:ネットショップでZINEの販売を始めました!
12月1日に開催した「文学フリマ東京」にて販売した、初めてつくったZine(自主制作の小冊子)『こども 生きもの 空のした』をネットショップでも販売スタート。
転勤族の私たち家族は、2019年から2023年春まで沖縄の竹富島で暮らしていました。このうち、2019年〜2021年に書いたエッセイや写真をまとめたフォトエッセイ集です。
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