【実録】Webライター初心者の3か月間の収入&活動内容を公開!
こんにちは。Webライターの仕事に真面目に向き合い始めて4か月目になりました如月まゆです。
皆さんは日頃SNSなどで「開始3か月で○○万円達成!」などの書き込みを目にすることはありませんか。私はずっと思っていたことがあります。
\\\ 本当にそんなに稼げるの? ///
Webライターは簡単に始められて簡単に稼げてしまう仕事なのでしょうか。私は3か月間Webライターとして仕事に取り組んでみて「そうとも言えるし、そうとは言えない」と思いました。
・始めるのは簡単
・ライティングはそこまで簡単ではない
・稼ぎをあげるのは難しい
・良い案件に出会うまで苦しい
・初心者がライティングだけで100万はかなり無理ゲー
あたりが3か月やってみての感想です。
今回は実際の私の3か月間のライター収入や実際どれくらい書いたのか、などを詳細に記します。これを読んで「ほうほう!ライターの実際はこんな感じなのね!」とSNSでのキラキライメージを払拭したい次第です。
実録!初心者ライター3か月間の収入
私の3か月間のライター収入をさらします!
その前に私のステータスはこんな感じです。
ライティング案件は、受注してから納品まで時間がかかることがあるため以下2つの項目で金額を記します。
・受注金額:受注した日で換算。見込みの金額なので、納品時変わる可能性あり
・納品金額:納品し検収が終了後に換算。実際に受け取る金額
クラウドワークスでは以下のように報酬金額が表示されています。(クラウドワークス経由以外で受注した金額も収入にはプラスしています)
1か月目 受注金額:104,877円 納品金額:23,889円
2か月目 受注金額:91,150円 納品金額:92,943円
3か月目 受注金額:80,625円 納品金額:99,903円
どうやって稼いだの?収入の過程を月別に紹介!
私は他にも事業があるため月の半分くらいをライターの仕事に使っています。なので本業ライターよりも副業ライターよりですね。
稼働できる時間を考え1か月目にライターでの売り上げ目標を月10万としました。
Webライター1か月目の納品金額:23,889円
1か月目の稼働データです。
・ライティング案件提案数:60件
・受注数:22件
・継続案件数:2件
・受注率:27%
・稼働時間:180時間
・時給(納品金額/稼働時間):132円
・平均文字単価:1.0円
・執筆記事数:13本
・合計執筆文字数:31,500文字
ライターとして稼働する際、1人では続く気がしなかった私は「ワークキャリア(いなフリ)」を受講しました。ワークキャリアでは、毎日午前中は講義、午後はワーク時間で日々同期達と仕事をしていきます。
提案文の書き方や記事の添削などもしていただけたのでライター活動をスタートし上手く波に乗れたと思います。マジ感謝です。ワークキャリアで過ごす日々については以下の記事にまとめています。
1か月目に気づいたこと
人生で初めてクラウドソーシングで受注した案件は1500文字の記事だったのですが、納品までに3日かかりました。
「どう書いたらいいかわからない」「語尾が~です。~です。~です。と同じものばかり続いてしまう」「とにかく自信がなくて正解がわからない」など不安ばかりで、泣きながら書いた日もあります。
それでも毎日提案文を送り続け、なんとか10万円受注をしました。
最初は誰だってできないし、誰だって上手に書けないです。
迷った時はライティング本を読んだり、先輩ライターに初心者の頃の話を聞いていました。1人だったら絶対挫折していたと思います、私は。
Webライター2か月目の納品金額:92,943円
2か月目の稼働データです。
・ライティング案件提案数:4件
・受注数:23件
・継続案件数:3件
・受注率:83.3%
・稼働時間:136.5時間
・時給(納品金額/稼働時間):680円
・平均文字単価:1.1円
・執筆記事数:25本
・合計執筆文字数:90,800文字
ワークキャリアを終え、いつもの住処に帰った私はアルバイトや他の事業の合間を縫いライターの仕事を続けました。(なので稼働時短がガクッと減っています)
継続案件が取れ書くスピードが上がってきたため、1つの案件に割く時間が減り多くの案件をこなせるようになりました。人間何でも慣れてしまうのですね…
2か月目に気づいたこと
この時は0.5円×20,000字の案件があり、それにかなりの時間を使ってしまうので他が進まず焦っていました。0.5円は辛いです。実績作りでも1円以下は人権がないので取らないのが賢明。
この頃は1日稼働できる日は7~12時間。他の仕事がある日は4,5時間稼働していました。丸々休みを取ったのは月に2日程度だったと記憶しています。
Webライター3か月目の納品金額:99,903円
3か月目の稼働データです。
・ライティング案件提案数:3件
・受注数:19件
・継続案件数:4件
・受注率:32%
・稼働時間:110時間
・時給(納品金額/稼働時間):908円
・平均文字単価:1.3円
・執筆記事数:37本
・合計執筆文字数:85,000文字
3ヶ月目は2か月目よりも稼働時間が減っていますが、納品金額は上がっています。継続案件が増えたことで、やり取りするクライアントが減りますます執筆に時間をさけるようになったからです。
また新規案件でない場合マニュアルの確認が必要なく、どんな記事を書いてほしいかを把握できているためリサーチや検収もスムーズに進みます。
3か月目に気づいたこと
継続でいただいていた案件が「予算がなくなった」「このジャンルでの記事の更新は終了した」などの理由で突然終わり、案外売り上げの目安がたたないことを知りました。継続案件をとっても油断は禁物を学んだ3か月目。
とにかく私にできるのはよい記事を書き続ける事のようです。
3ヶ月やって気づいたこと
Webライターに3か月間取り組んでみて感じたのは「やる気があれば誰でもライターになれる」ということです。
書き方は勉強すればいいですし、「書くことがない」人はいません。誰だってその人にしかかけない記事があると私は思います。
なぜかというと、ライターは今まで生きてきた経験全てを活かせる職業だからです。
・ちょっと齧った不動産の知識
・興味をもって1年半やってみたエンジニア
・趣味で使っていたアプリ
そんなどこで役に立つとも思えなかった知識が記事になります。こんなに何もかも無駄なことなんてなかったな、と思える仕事に出会ったのは初めてでした。
また真面目なWebライターは少ないので普通に仕事をしたら、クライアントは喜んでくれます。
・納期を守る
・不明点は質問する
・ちゃんと返信をする
・マニュアルをきちんと読み込む
そんな社会人には当たり前のことができていないライターは多いそうです。言われたことを守り、納期に間に合うように納品すればよいのでお金を得るのは難しくはないでしょう。
ただ1文字1円の単価では書ける文字分しか稼げないのでこのまま続けていくのは限界があります。
初心者ライターは1か月20万くらいが限界のように感じました。これ以上は脱初心者をしなければ厳しいです。
今後収入を伸ばすために必要だと感じる事
現状の収入を増やすためにできることを考えてみました。
1:稼働時間を倍にする
現状の稼働時間を倍にすれば純粋に売上は倍になるでしょう。増やし過ぎるとただのブラック企業にしかならないので注意が必要ですが。
2:文字単価をあげる
現状1円程度の文字単価をあげれば、同じ稼働で倍の売り上げになります。
1円で5000文字の案件→売上5,000円
2円で5000文字の案件→売上10,000円
文字単価を上げるには、専門性を高める、実績を積むなど乗り越えるハードルは多いですが文字単価は今よりあげる必要はあるでしょう。
3:時給制の案件を獲得する
ライティングの案件には文字単価ではなく時給制の仕事もあります。3カ月目の私の時給は908円なので、この金額以上の時給制の案件を獲得すれば収入は増やせます。
クラウドワークスには時給3,000円程度の案件があるのでこういったものを受注するのはありだと思っています。
4:ライティング以外の仕事(ディレクション等)に挑戦する
ディレクションの仕事を始めるWebライターは多いです。先輩ライターに聞いたところ「正直初心者でもディレクションしてるやつはいる」とのこと。
半年から1年くらいライターをした後にディレクションの案件にも挑戦したいと考えています。今継続でもらっている案件でディレクションができたら一番いいのですが。
まとめ:Webライターは真面目にやれば初心者でも生活費くらいは稼げる
いかがだったでしょうか。
爆発的に稼げるわけではないが、生きていく金額ぐらいは初心者でも稼げることがわかっていただけたと思います。(背中を押すんだか押さないんだか微妙な言い方になってしまいました)
やはりどんな仕事にも下積み期間は存在するので、「稼げるよ!」と胸を張っては言えませんが「稼げない」とは言えない、が結論です。
ライターはキラキラした仕事ではなく意外と泥臭い仕事です。真面目にコツコツ取り組める人には向いていると言えるかもしれません。
私も気軽な気持ちで最初は始めました。"ライティングのやり方"はインターネットにたくさん転がっています。読んでみてライターに興味を持った方は挑戦してみるのはありです。
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「1人で始める勇気がない」「誰かに教わりながらやりたい」方は私が受講したワークキャリアがおすすめです。
娯楽のない田舎で移住ライフを送りながらガリガリ仕事できます。先輩ライターと併走できるのはありがたかったですが、個人的には田舎のコワーキングスペースで缶詰で仕事できる時間を持てたのがありがたかったです。
自分の人生を振り返る、未来を考えるきっかけになるかもしれません。
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