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世界一周に行く前にやるべき手続きのこと | 旅の準備

※2024年10月時点の情報です

いつかの旅人たちへ。旅に出ることは容易いことだと思って欲しい。いや、面倒だけど、面倒だけれど、ちょっと気合を入れれば誰にだってできるんだ。旅のtipsを残していきます。


国外転出届を出す

国外転出届は居住している市区町村の役所で手続きができます。国外転出届=日本から住民票を抜く、ということ。1年以上日本を離れる人であればマスト。1年以内の場合には出しても出さなくてもよさそう。ただ1年未満でも出した方がいい場合もあるので、各々の状況に当てはめて判断するのがよさそう。わたしの場合は1年以上の予定だったので、国外転出届を出すことに。

出国の14日前〜手続きができたので、10日前に区役所へ行きました。海外へ転居後の住所を求められますが、世界一周をすることを伝えると「じゃあ1カ国目の国名を書いておいてください」と、特に問題もなく。

国外転出届を出すメリットはなんといっても1月1日に住民票を抜いておけば、その年の6月分〜の住民税の支払いがなくなること。私の場合は、24年10月に国外転出届を出したので、25年1月1日に住民票がないことになるため、25年6月分〜の住民税の支払い義務が免除されることに。保険や年金の加入も任意になるので、選択の仕方次第で、支払うべき税金などが減ることが何よりものメリットかなと思います。


国民健康保険と、年金はあくまで任意。保険ももしものときに備えて払っておくことだって、お金に余裕があればしたいし、年金だって将来のことを考えたら支払っておけるならそれもベター。でも、年金はあとから遡って納めることもできるし、保険も、もし日本で病院にかかることがあって全額負担したとしてもあとから提示すれば返金もされるので、わたしは国民健康保険も年金も加入しないという選択をしました。この選択は良し悪しがそれぞれあるので、個人の状況によるのかな〜と。

そういえば、最近までマイナンバーカードは、国外転出届を出すと、使用不可になってしまうようですが、現在は届け後も使用可能に。あまり使う機会はないかも?と思いますが、一応旅にも持ってきました!💳

ということで、何か特別な事情なければ、基本的には国外転出届を出すことのデメリットはほぼないのでは?と個人的には思います。

国際免許証を取る

国際免許証を取りにいざ免許センターへ。いざ!と意気込んで向かったが、ものの20分ほどでできあがってしまい、拍子抜け。たまたま免許センターが空いていただけかもしれないけれど、とーーっても簡単でした。

持ち物はパスポート免許証パスポートサイズの写真のみ。手数料は2,350円。安い!(持ち物などは警視庁のHPをチェック✅)

受付に行くと、記入用紙を渡され、行き先や、期間などを書く。国外転出届同様に「特定の国に行くわけじゃないんですけどぉ〜」と言うと、「あ〜じゃあ、まあ最初に行く場所書いておいて。」と、係の人も慣れた様子で教えてくれました。

記入して、手数料を払って、待つこと5分ほど。番号を呼ばれ、窓口へ行くと、あっっという間にGETしました🤩

しかし、国際免許証は有効期間が取得日から1年。今回2年ほどの旅を予定しているので、途中で期限切れになってしまう心配がありました。ネットだとオンラインでの対応や代理人申請が難しいとの情報を見たのですが、係の人に聞いてみると「代理人申請はできますよ〜」との回答でした!

ただし、パスポートはコピーでも良いものの、運転免許証は実物が必要とのことなので、郵送などするのか、そのタイミングで遊びに来てくれた友人などに運び屋をお願いするのか、やや大変な部分もあるかも。でも、できる!ということが分かったので一安心😮‍💨(こちらも各市町村のHPを確認✅)

確定申告どうすればいいの問題

今回、わたしは働きながら旅をするという選択をしました。9月末で退職し、10月からは業務委託契約で報酬が発生するわたし。退職してしまったため、年末調整はしてもらえないので、自分自身で9月分までの源泉徴収されている収入に対しては還付申請が必要。そして10月以降の収入に対しては納付しなければならない(と思っていた)。具体的に、いつ、どのように、何をしたら良いのか全く分からず、税務署の相談窓口へ行きました。

事情を諸々説明、お兄さんがメモを取りながら丁寧に聞いてくれました。「ちょっと待っててください。」と席を離れるお兄さん(あ、お兄さんは分からないのか、、、と心の中で思いながら)待つこと30分ほど(めっちゃ待つなぁ?)と思ったのは内緒。お兄さん戻ってきて一言「何もしなくて大丈夫でした!」と。

拍子抜けするわたし。「え、あ、なんと。本当に本当ですね?」と何度も聞き返してしまいました。何もしなくていい理由は、非居住者だからとのこと。出国前に、住民票を抜くため、日本に居住していない状態になるわたし。そのため、確定申告は不要。つまり日本に住んでいないので、納税義務がない状態になるということ。※もしも外国のどこかに転入する場合には、その国での課税が発生します。

還付申請については、過去5年まで遡って申請ができるので、帰国後でも5年以内であれば十分間に合うとのこと。代理人を立てることで申請してもらうこともできますが、まぁ無理にする必要もない、ということで、帰国後にやります。旅中は確定申告しなくていい、ということで安心安心。スキップで帰りました。

住民税の残り分を支払う

9月で退職したので、住民税の給料天引きによるいわゆる特別徴収が年度途中で終了。残りの分(24年10月〜25年5月分)の住民税は普通徴収に切り替えられるとのことだったのですが、納付書の送付は出国までには間に合わなそうな気配。

納付書が送られてくるまでには、①退職する→②会社が役所に申請する→③役所から納付書が届く。というステップが必要で、大体1~2か月かかるとのこと。加えて、今年度納めなければいけない住民税は昨年住んでいた地区が管轄。わたしは24年7月に転居していて、以前住んでいた場所がやや遠かったので支払いに行くこともできず。以前住んでいた役所に電話で状況を相談すると、「会社からの申請がないと納付書が発行できないんですよね〜、でもクレジットカードとかで支払えるので、納付書が届いたらご両親とかに代わりに支払って貰えば大丈夫ですよ〜」と。お、なんとかなりそう!

しかし、ここで満足してしまったわたしはお馬鹿でした。

住民票を抜いてしまったわたしの元にきちんと納付書を送るには、納税管理人申請書の提出が必要とのこと。私の場合①と②のステップの間に国外転出届を出す、という作業をしてしまっているので、これを出しておかないと②まで会社がスムーズに進めてくれていたとしても、③で納付書の送る先が迷子になり、納付書が送られず、納めることができないので滞納状態に。すっかり実家に送ってくれるとどうして思ってしまったのだろう。

国外転出届を出すことで、来年の6月分以降の住民税を免除できますが、今年度分はきちんと払う必要があるため、大事な大事な手続き。これに気が付いたのは出国6日前😨 気がついた自分を褒めたい!

再度、今年の1月1日時点に住んでいた市に電話で相談。このとき対応してくださった方が本当にシゴデキスーパーヒーローだった。郵送でスムーズに対応できるように進めてくださり、なんとか出国2日前に納税管理人申請書を提出できました。彼に感謝。口コミに書きたいくらい。帰国したら御礼を言いに行きたいです。住民税が残っている場合は、税管理人の申請をする

そのほかにもスマホのキャリア変更や、クレジットカードの整理、海外旅行保険のことなどなど。少しずつnoteで記録しておけたらいいなと思います。わたしも沢山の先人たちのネットにあがった記録に助けられたから、いつかの旅人の役に少しでも立ちますように、と思っています😊

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