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Yuuri
2024年10月9日 18:04
誰もいない実家で、窓から陽が差し込み、ふわふわと宙に浮いた自分の心ははっきりしない輪郭をしていて、わたしはそれをぼーっと眺めていた。もう10月だというのに驚くほど暑い日だった。予定のない平日の昼間などいつぶりだろう。9月で会社員を辞め、10月から生活が変わった。いわゆるフリーランスのような働き方になった。時間や場所にしばられず自由になった。これはわたしが探していた自由のうちのひとつなのか、まだ
2024年10月7日 21:44
魂が震える1日だった。わたしは歌えないけれど、自分のために自分の言葉を綴ろうと誓った夜だった。たくさんのアーティストさんたちが、たくさんの気持ちを、小さな想いを、誰かへの愛をまっすぐに歌っていた。誰に届くかなんて関係ない、でも誰かに届くように祈りながら、誰かを想いながら、自分の命を燃やし続けるために、歌っていた。自分のために歌え、と彼は歌い叫んでいた。誰かのためにと思いながら、最後にその矢印が