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【エッセイ】風

2024年ももうすぐ終わり。
今年は色々あったけどあとは何事もなく来年に入りたいものです。そんなことを考えている今日。

今執筆しているパソコンの前に腰掛けると外からものすごい風の音がします。

木枯らしってやつなのかな。外仕事の人は特に厳しい季節ですよね。本当に頭が下がります。

そんな風の音を聞いていて、ふと思ったことがあります。今回はそんな事を書いていきたい。

よく追い風ってあるじゃないですか。追い風っていろんな意味でとてもいい意味でとらわれることが多いですよね。それはなにかの物事において良いことがあったら『追い風だ』って言ったり。

でも実は飛行機においてはそれほどいいことではない場合もあるんですよ。小難しい話は専門のサイトさんに譲りますが、テイクオフするときは実は逆風のほうがいいんですよね。飛行中だとまた話が変わってきてしまうんですが。

そう考えると物事には本当にいろいろな側面があって。

人生ってよく道に例えられることがあると思うんです。僕もそう思い過去記事にて幾度かそのような表現を用いた事があると思います。

前に歩いているとして、風がどっち向きなら歩きやすいですかね。過度な強風はここでは置いておくとして。

追い風のほうがいいですよね。強い逆風なんか呼吸も出来ないしね。

そう考えると結局どうなんだと。追い風はいい意味なのか悪い意味なのかどっちなんだと。

僕は仮に人生70年とすると半分はもう終わりました。そんな長くはないけど短かくもないであろう人生経験で思うのは人生には耐える時間も必要だということだと思うんです。

本当は心の持ちようなんて書こうかと思ったんです。でもしっくりこないな、と思ってしまいました。だって追い風がどのような意味であろうと自身にとって悪く感じるならそれは悪い意味ですよ。

ずっとポジティブでいられる人はほとんどいない。立ち止まることを今望んでいる人もきっといるでしょうから。

だから、自分がどう思うかで行動すればいいんじゃないのかな。

ただ、いつか耐える時間も終わって、本当の追い風が吹く日がくると僕は信じます。

この記事を読んでくれている貴方に本当の意味での追い風が吹く事を心から祈っています。

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ヤマザキ@文章書き屋
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