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『スマホ脳』×『習慣超大全』~スマホ時間を取り戻す~
できるだけ長い時間その人の注目を引いておくにはどうすればいい?
人間の心理の弱いところをつけばいいんだ。ちょっとばかりドーパミンを注射してあげるんだよ。
怖っっ…!!!って思いますよね。
フェイスブック社元CEOのショーン・パーカーの言葉だそうです。
『スマホ脳』の内容は、人間の脳はデジタル社会に適応していないことに対する警告です。物質的には恵まれているのに、なぜ人は不安になるのか、鬱になるのか、睡眠障害になるのか。
自身を振り返っても、良くないと分かっているのに、寝る直前までスマホを見たり、寝れないなぁと思ってスマホに手を伸ばす(そのせいで、なおさら寝れなくなるのは分かっているにも関わらず…)。朝起きたら無自覚に通知を確認し、アプリを眺める。考え事をしているのに、ふとメッセージがないことを確認して、安心する。集中力が途切れる。そのままなんとなくSNSを見て、いいね!する。
…きっと私だけではないはずではないでしょうか?
冒頭のドラッグな格言に戻ると、
スマホは、報酬システムの基礎的なメカニズムの数々をダイレクトにハッキングしている。
どういうことかというと、
・いいね!がつくかもしれない
・もしかしたら、新しい通知・情報が得られるかもしれない!
といった不確かな結果・未来に対してより多くのドーパミンが放出されるそうです。
人間の欲求や「つい…」といった弱みにジャストフィットしている感にとても納得できます。
この時間泥棒に対して相当危機感を持っていまして、いくつか読んだ時間の使い方本の一つが『習慣超大全』でした。書店の店頭で見かけることも多く、ご存じの方も多いのではないでしょうか?
この本の素晴らしいところは、意志とかやる気に頼らず、習慣をデザインできる方法を提示しているところです。
習慣を取り入れるきっかけを見つけ、初めは小さな行動(=タイニーハビット)を育てるといった、シンプルな手法をデザインする手順が書かてれいます。
逆に悪い習慣というのは、特にモチベーションが高くなくても気軽に、簡単にできてしまうものです。
私の例として
・スマホを寝る前まで見てしまう
・起きたら寝ぼけながらアプリを眺めてしまう
・四六時中、通知が気になる
などなど。
では、それをタイニーはビットでどうしたかというと、
・スマホを寝る前まで見てしまう
➡22時になったら電源オフ&机で充電。ベッドに持っていくの禁止。
・起きたら寝ぼけながらアプリを眺めてしまう
➡(寝起きに手元にない状態を確保の上)フロント画面から削除。
➡➡見ないことに慣れたら、アプリ自体を削除。
・四六時中、通知が気になる
➡LINE以外の通知を削除。
➡➡会社関連の通知も時間制限&休み・不在のステータスを表示。
簡単ですよね!初めはちょっと不安だったのですが、全然慣れます!
驚いたことに、バッグに入れっぱなしにしてしまうことが増え、スマホを探すことも…。
スマホデトックスにより余った時間は読書にあてているので、週4,5冊本を読んでます。(あ、全部読んでるわけではありませんよ…読みたいところだけ。)
タイニーハビットもだんだん育ってきて、少しの待ち時間(列に並んでいる時間、電車を待っている時間、エスカレータに乗っている時間)といった、見渡す限りほとんどの人がスマホを見ている時間、ずーーっと文庫を読んでいます。(…なんとなく浮いている気はします(笑)でも待たされている感がなくなるので、メンタルが安定します。
読書していると、スマホに奪われていた集中力を取り戻せた気分になり、内省する時間も増えました。
スマホに待ったをかける『スマホ脳』と自分を変える方法を提唱する『習慣超大全』。この2冊の使い方は千差万別だと思いますのでぜひご自身に合った行動をデザインしてみてください♬