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自作の詩まとめ。私にとって詩とは、感情の魚拓のようなもの。感情は、その瞬間に捕まえないと、すぐに消えてしまうから。これは覚えておきたいぞ、という感情をなんとか留めておくために、詩…
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記事一覧

詩 / ひとりぼっちに

樹々たちは手をつながない それは 大地の下で すべてとつながっているから 魚たちは抱き合わ…

YU-MI
1年前
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詩 / 敵はどこだ - R.I.P. Ryuichi Sakamoto

敵はどこだ? 憎き彼らを すみやかに処刑せよ しかし全滅させてはいけない 敵はどこだ? 彼…

YU-MI
1年前
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詩 / 平和

平和 それは お母さんの愚痴 おじいちゃんの長話 ぽちゃっとした私のお腹 きみの臭い靴下 青…

YU-MI
2年前
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詩 / 鏡像

池の鏡に映った木 水が揺れて 木が揺れる 水が淀んで 木が淀む 水が撥ねて 木が消える 顔を…

YU-MI
2年前
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詩 / まつり

ひとりの全身全霊は どうやら 文字どおり すべての魂を 含んでいるらしい わたしはすべてから…

YU-MI
2年前
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詩 / 自己矛盾

わたしは論理的な人間だ。 わたしは感情的な人間だ。 わたしはのん気な末っ子気質だ。 わたし…

YU-MI
2年前
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詩 / 穴

穴がある おいしいお菓子でも すてきな音楽でも 名作映画でも どうにもうまらない 穴がある さみしさや むなしさや もの足りなさが もれ出てくるように思える おそろしい その穴 その穴を じっと見る 正面から 見つめてみる そうすれば なんてことはない その穴は 生まれてからしぬまで共にある わたしの一部をなす ただの穴 うめる必要もなく むりに昇華する必要もない そこにあるだけの ただの穴だ *** 孤独とどう付き合っていくか、わたしのなかでかなり大きなテー

詩 / 存在が生き方

ただ、寝そべっている 眺めている 考えている 歩いている 音に揺れている 言葉をえらんでいる …

YU-MI
2年前
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詩 / こんな夜を

なんだか今日は月が綺麗だなって、お酒を片手に外の椅子に腰掛けて、花の匂いを吸って、秋の夜…

YU-MI
2年前
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詩 / 自由

自由。 それは自分勝手ということじゃない 独立しているということでもない 自由。 自分は…

YU-MI
2年前
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詩 / ことばに寄せて

もし 言葉がなかったら どんなにかよかったろう 言葉がなかったら 私きっと もっとちゃんと人…

YU-MI
2年前
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詩 / 生きちゃっている

なにかを否定しなくても それで自分の正しさを証明しなくても だいじょうぶだって だって そん…

YU-MI
2年前
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