5時間で小説を書いた話【文学フリマ】
5/21
文学フリマが開催されます。
文学フリマとは、同人誌の即売会、コミケの文学限定版のようなものです。
私はそれに出店しませんが、渡辺八畳さんの主催する企画、「3日で書け!」に参加いたしました。
ランダムに選ばれたお題で小説や詩を書くというものです。
ただし、企画名の通り【締切は3日後】。かなり急がないといけません。
今回のお題は
【ウーロン茶】
エクストラチャレンジ(できたら小説に使う単語)は
【ハンドルネーム】
【紅】
私の3日間
今回の3日で書け! 計画を立てるのに失敗したなぁ……、と思いました。
当初の私は、
「時間もあるし、まだ書かなくて良いか」
と考えていて、結局2日経ちました。詩作しようということだけ決めて。昔からあった引き伸ばし癖が出てしまいました。今思い返すととても恐ろしい思考をしていたな、と反省しております。
3日目になってそろそろまずいということに気づいて(いや、1日目から始めててもきついのに)、案を考え始めたんです。
図書館が閉まってた
朝9:00
詩の書き方を知らない私は、千葉県中央図書館へ赴きました。
いつもは東京メトロしか利用しないので、JRや内房線等に困惑しながらも、1時間30分ほどかけて最寄りの「本千葉駅」に到着。
そこから歩いて5分くらいの場所に図書館がありました。入り口はどこかと図書館の敷地を外から見ていると、
「本日休館日」
との立て看板が。
道路沿いの掲示板を見ると毎週月曜日と、第3金曜日は休みだったみたいです。
結局何もできず、ただ交通費を無駄にしただけでした。
詩作は諦めた
12:30
バスで30分のところにある市川市中央図書館に行こうかと考えましたが、2日前に行った時は詩作の本があまりなかったんです。
なので、
詩作は諦めました。もう無理なんです。
より馴染みのある小説を書くことにしました。小説はよく読むので。とは言っても、今回が小説執筆依頼も初めて。あと12時間でどうにかなるか? と焦り始めました。
まぁ、焦ってても意味がないと、まずは題材を決めることに。
ウーロン茶の由来
烏龍茶には、
「茶葉が、カラスのように黒く龍のように曲がりくねっている」
(参考:https://www.itoen.jp/customer/faq/38941/#)
という意味があるようです。天下の伊藤園さんがいうことなら、間違いない。
私はこれから着想して、カラスと龍の物語を書くことにしましたが、結局筆が進まずに断念。
19:00
私は、もう学生の恋愛小説に、ウーロン茶の要素を入れることにしました。これが1番。
書き上がり
23:55
ようやく書き上がりました。眠かったのであまり執筆中のことは覚えてません。
内容は詳しく言えませんが、少年の片想いの物語になってます。
次回はこうする
今回の反省から言えることは、たった一つですよね。
はい、1日目から取り組むことですね。
今回、本当に痛い目見ました。校正の時間があまり取れずに提出することになってしまいました。
次回は今回よりも良い作品を書けるように努めます。
販売場所
【拙作題名】初恋
【著作者名】佐山祐樹
【ブース名】脊髄企画
【ブース場所】O-33(第一展示場)
*その他、参加者のブースでもお買い求めいただけます。
【販売価格】300円以下(参加者によりけり)
【印刷サイズ】A3サイズ
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