SNSで自撮りしてアップする人間はナルシストである可能性が高いという研究について
⇩参考文献
①前書き
皆さんはどんなSNSを使っていますか？
SNSには様々なものがあり、Twitter,Instagram,facebookなど様々なものがあり、最近ではYoutubeやTikTokなどのビデオに特化したSNSがユーザー数を増やしています。
しかし、SNSを使う人の中には、関わるとやばい人もいます。
具体的に言うと
ナルシスト、マキャベリスト、サイコパスです。
この３つは心理学ではダークトライアドと言い
関わると関わった人間を不幸にする人たちのことを言います。
この3人を見分けるのは中々難しいのですが、
実はある研究で
この中のナルシストを見分ける方法が分かりました。
どんな研究なのかと言うと
SNSで自撮りのアイコンや自撮りの写真をアップしている人はナルシストである可能性があるという話です。
今回はその自撮りをアップしている人ほどナルシストの傾向が高いという研究について紹介したいと思います。
②SNSで自撮りしてアップする人間はナルシストである可能性が高いという研究について
2020年イタリアで発表された研究で
SNSを使っている平均24歳のイタリアの大学生570人を集め、
次のような２つのアンケートを行いました。
①ナルシストかどうかのアンケート
・他人が自分を知っていなければ、気分が悪いのか？
・自分を他人に見せたいのか？
・他人が持っていて、自分が持っていない物に対して腹が立つのか？
…などの52項目のアンケート
②自撮りと自尊心の関係性のアンケート
・どれくらい自撮りを習慣としているのか？
・自撮りをしてどれくらい自信を持つのか？
・自撮りをしている時に、一番いい写真を撮ろうとしているのか？
…などの24項目のアンケート
また、参加者がSNSの自撮りを使用する頻度を調査し
どのくらいSNSの「いいね」を気にするのかを調査を行い
アンケートの結果と自撮り頻度の調査から
ナルシストと自撮りの関係性について調べました。
この研究の結果
ナルシストの傾向が強い人ほどほど、SNSで自撮りをアップする頻度が高く
自撮りした写真で「いいね」を気にしていることが分かったのです。
さらに、面白いことにナルシストの傾向が弱い人に比べて
他人の投稿に「いいね」をつけない傾向が高いということも分かりました。
つまり、自撮りをしている人ほど、他人に自分を高く評価してもらいたい一方で、他人を評価しない傾向が強いのです。
③最後に
結局、ナルシストと言うのは自分は愛するけど他人を愛さない傾向が強く
自分を愛するゆえに自分の写真をSNSにアップする傾向が強いです。
このような人と関係を持ってしまうと、いい関係は作れず
自分を愛するための道具として使われてしまいます。
そのため、SNSで自撮りをアップしている人と付き合うのはあまり
オススメしません。
皆さんの周りでも自撮りをアップしている人はいますか？
その人と今後付き合うな考えた方がいいですね。
以上が「SNSで自撮りしてアップする人間はナルシストである可能性が高いという研究について」でした。
今回、参考にした研究は以下の本に書かれており、興味がある人は覗いてみてください。⇩
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