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食い意地よ、2025へ
ハッと気づけば1月1日。毎月毎月、10日過ぎあたりから時が加速し始め(たように感じ)、20日が来るとあとはつるべ落としのごとく、月替りを迎える。12の月がこんな風に駆けていき、また新しい1の月が始まってしまった。世界共通の暦で行けば、新年が始まったということである。
なんてことはさておき、2024年の私は食い意地が張っていたように思う。もともと食事、料理への執着が強すぎるというか、食い意地が張っているのでそれが通常モードではあるのだけれど、なんとなく食に関する運が強かった感もあり、いつも以上に食い意地が張ってるなあと感じていたのだ。
1月。前月から慌ただしく、月初めに開催されていた推しシェフのポップアップレストランに申し込むのを逃し残念な気持ちになっていた。ところが、予約席にキャンセルが出たという知らせを受けたとほぼ同時に、仕事で休みがもらえることになり、推しシェフの料理を余すことなく堪能することが叶った。口福。
これを皮切りに、食に関する引きが強くなった。
春先、Instagramでたまたま目にして応募した、焼酎と海鮮プレゼントに当選。
焼酎試飲ボトル4本と、冷凍のホタテといくら、ホタテといくらが大変美味しかった。小丼にしたり、カルパッチョや刺し身にしたり、随分楽しませていただいた。口福。
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5月親戚から高級な牛肉をいただく。さっと炙って塩振るだけでほっぺが落ちるレベル。口福。
7月。これまた諦めていた推しシェフと味坊さんの羊コラボイベント『ラムリアン』。1日だけの開催だし、無理無理無理! ところが、である。これまたキャンセルが出たとのつぶやきをキャッチし、よくよく会場を見てみたら、その日の仕事先から徒歩圏内だということが判明。急ぎ連絡をし、これまた滑り込みで参加することが叶ったのだ。もはや運命だと思うしかない。口福。
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8月、これまた推しシェフのポップアップ夏場所。ゆとりあったとは言え、すんなり予約できた。小泉敦子シェフとのコラボ、最高に口福だった。何番めかの最高。
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Xでのコンビニのくじでおにぎりやらチキンがちょいちょい当たる。
12月。推しシェフの年跨ぎポップアップレストランの予約が希望通り取れる。すでに1回参加済み。すでに口福。
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今月はもうひとつ、東京ディープチャイナさんが募集していた、味坊さんのラムレバー缶のモニターに当選した。そんな簡単に当選できることなの?? と首を傾げてしまった。
まあ……こうして羅列すると言うほど強運でもなかったか? と思わなくもないけれど、私としては隔月で美味しいものを引いている印象だった。ほんのり嫌なことがあったり、悩ましいことが起きても、食だけは裏切らないというのか、食だけは間違いなく私を支えてくれるのだという気持ちが芽生えている。将来、ものすごく貧乏になっても、どうにかこうにか食い繋ぐことはできる確信?
なんていうか……。
料理人でも料理研究家でもないのに、なんでこんなに食に執着するんだろう、バカみたいーーと思ったことも、実はある。自分のためだけに料理してバカみたい、とか。
――でもそれもいいか、だってこんな年回りもあるんだもんな。食と私は相思相愛なんだ、その方が良いや――
そんなふうに開き直って、新しい1の月を迎えている。
ここからの12の月も食を楽しむぞ。
まずはもち米を炊くところから始めてみようか。
ではまた明日。