プログラミングで《先取り学習》をすると得られる絶大効果
今日は子どもたちがプログラミングを学ぶと、避けずに通れない「先取り学習」についてです。以下のPodcastもぜひお聴きください。
例えば、小学3年生でプログラミングを学ぶとなると、《学校で習ったことだけ》使うことは、ほぼありえません。
時には学年を超えた算数の知識が必要になります。
また、Scratchはアメリカ発なので、英語が多少出てきます。他のプログラミング言語でも多くは海外発なので、英語は使います。
わからないことがあれば、参考書を読んだりもしますが、読めない漢字もたくさん出てくると思います。
そんなとき、まだ学校でやってないから無理、と言って怖がっていると先に進みません。
知らないことをしらべる方法、
自主的に行動する勇気、
まだ学校で習ってないことを自分の力だけでできた!という達成感
は決してなくならない未来の大切な財産です。
世界で認められている《予習》
「先取り学習」というと、大げさに聞こえるなら「予習」と思ってもらっていいです。
先取り学習(予習)の学習効率が非常に高く、理解が深まることは世界的に認められていて、日本でも反転授業(事前に予習をした上で授業に臨むスタイル)という手法が大学を中心に採用されつつあります。
元々は、2007年頃にアメリカの公立学校で始まったことが、今では世界に広まったようです。
《予習》は受け身から自主的に変わる重要なキー
従来の学校の授業方法は、
授業を受けて、習ったことを理解しているかを確認する手段として、宿題やテストがあります。
一方、先取り学習(予習)をしてから授業に臨むと、
授業に積極的に参加できる理解が深まる、
アウトプットの幅が広がる(例えば、本来宿題にするところも授業中に演習して質問できる)
という効果が確認されています。
しかし、その効果を得たくても、明暗を分けるキーが、
習ってないことを自主的に学ぶことができるかどうかです。
習ってないことを調べる習慣は未来の財産
話を戻すと、プログラミングを学ぶと、学校で習ってないことが色々と出てきます。
私も子どもたちを教えるときは、なるべく丁寧に話すようにしてますが、それ以前に、
習ってないこと=難しい、できない
と頭がシャットダウンしてしまうと、とてももったいないです。
個人的には、学習効率が高まることよりも、
習ってないことを積極的に自分で調べる意欲、
調べる方法を試行錯誤する
自分でできた達成感
これらは、大人になってもなくならない大切な財産です。
なぜなら、大人になれば、知らないことだらけです。その度に、誰かに教えてもらうことはできません。
自分で調べ、自分で試し、自分で達成する必要があります。
そんな大切な財産(習慣)をプログラミングを学びながら身につけてみませんか?
12月にワークショップを開催しますので、お気軽にご参加ください:
はじめてScratchをさわる方も大歓迎です!詳細はこちらです:
12月のW.S. 《算数が楽しくなるプログラミング講座》
最後までお読みいただきありがとうございました。
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