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買っていただく為のマーケティングプロセス
★働くあなたの学び『新入社員やマーケティング初心者』にも安心でやさしいマーケティング教科書です。
マーケティングって実際にどの様なことを指しているのか、新入社員やマーケティング初心者の方もいる事を踏まえて最初に書いておきます。
マーケティングとは商品を販売するために市場調査から商品製造、広告と販促方法、価格や規格など顧客の求める商品を販売するために行う『プロセス』です。
マーケティングとはこのように一連の『プロセス』を通して行うことで商品に顧客が求めている物・事に合った商品を提供し続ける事が目的です。
しかも効率的に継続して商品を販売するためにはこのマーケティングは必要不可欠です。
市場は常に変化していきます、マーケティングとはその変化に気づくための手段として使う『プロセス』でもあります。
『プロセス』ともう一つ大切なのが『心得』で、顧客とのコミュニケーションや心からのサービスです。
マーケティングの『心得』を学んでいない接客では顧客が求めている『ニーズ』とその先の真の心『ウォンツ』は分かりません。
『心得』を学び、顧客が求めている『ニーズ』とその先の真の心『ウォンツ』を知る事で商品だけでなく店舗サービスや接客サービスにも付加価値を加えることができ、その付加価値が他社には無い付加価値であれば自社の強みになる。
このことからマーケティングは顧客が求める商品の開発と製造のための『プロセス』と顧客と接するための『心得』からなるコミュニケーションと店舗サービスが大切です。
今回は『基礎編』で顧客が求める商品開発と製造のための『プロセス』と学びましょう。
【第ニ章】買っていただく為のマーケティングプロセス
マーケティングを学んでいくにあたって、ここで簡単に基礎知識を学んでおきましょう。
マーケティングプロセス
マーケティングプロセスはマーケティング基礎で『マーケティング基礎6つの手法』です。
①市場調査👉②セグメンテーション👉③ターゲティング👉④ポジショニング👉⑤マーケティングミックス👉⑥実行と検証
商品を販売するための市場を分析しセグメンテーションで年齢層・性別・移住地域など区別化して市場を細分化し、あなたが販売する商品を特性から年齢、性別、所得、家族構成などのあらゆる手段のもと商品購入のターゲットを絞り込みます。
どの様な物・事を求めているか把握するためマーケティングミックスを実行して検証することで顧客が求めるニーズとウォンツをを把握して次の商品開発や販売方法に役立てます。
市場は絶えず変化するのでこの手法を繰り返し行い顧客の求めるニーズとウォンツが販売する商品にズレがあれば修正していきます。
このマーケティングの基礎6つの手法はマーケティング基礎の中でも主格となる部分です。
①市場調査
市場調査は『マーケティング基礎6つの手法』で一番最初に行う手法でマーケティングの基本の一つです。
商品を販売するにあたり市場を調査する事で製造する前に商品の方向性に決めるために行う調査です。
商品を販売する市場が顧客の状況を過去の実績などのデータや顧客からのアンケート情報などを基に分析をして商品の製造と販売の戦略を立てます。
②セグメンテーション
セグメンテーションは市場調査で得た情報を基に市場を細分化する事で、特定の属性ごとに分けてセグメントを作る事です。
セグメントは主に年齢や性別に出身地や居住地などに細分化され更に求めているニーズごとに細分化してセグメントを作ります。
この作られたセグメントから自社もしくは製造した商品がどのセグメントにあっているか分析します。
セグメンテーションは戦略を立て集中的にセグメントに対してアプローチを行うための必要となる手法です。
③ターゲティング
ターゲティングはセグメンテーションを行ったあとに、どの細分化したセグメントに対してアプローチをするかターゲットを絞り込みます。
絞り込んだターゲットとなるセグメントに自社の強みは生かせるか?どの様に営業してアプローチをするか?また集客するための販促や広告の打ち出し方はどうするかな?などの戦略を立てます。
そしてターゲティングでターゲットに集中アプローチを行うことでターゲットになったセグメントとなる顧客とアプローチをした自社がお互いにベネフィットを得ることが最大の目的です。
④ポジショニング
ポジショニングとは自社ブランド商品が数ある商品の中から『この〇〇の商品ならこれ(自社製品)が一番』と顧客の頭の中で独自の地位を作り上げて顧客の中の一番を獲得して売り上げに繋げる手法。
他社には無い自社だけにある強みが有効で、この強みが顧客のニーズであったりベネフィットであれば、この強みでポジショニングする事が最も効率的な方法である。
このポジショニングは実際に大切な作業で、将来的にあなたが作り上げた商品が顧客の一番に位置づけられたときにその商品はブランド化されて世に知れ渡る事になります。
そして知れ渡る事により、このブランド商品から最大の利益となる契約企業の信頼と信用を得ることとなるでしょう。
このポジショニングを行うことがブランディングの第一歩となり大きく影響を与える事は間違いないでしょう。
⑤マーケティングミックス
マーケティングミックスとはマーケティングツールを組み合わせて自社企業が効率的に営利を得るための戦略をたてるためにフレームワークを用いて作戦を立てることです。
最近使われているマーケティングミックスのフレームワークは企業観点からなる4Pと顧客観点からなる4Cで、この2つのフレームワークをさらに掛け合わせたマーケティングミックスを戦略に使う例が多いです。
⑥実行と検証
実行と検証でいよいよ市場調査し絞り込んだターゲットにポジショニングした強みを用いてマーケティングミックスを実行します。
定められた期間を実行したら売上や販売点数などの実績や顧客の反応を分析検証します。
目標となる売上予算や販売点数の動向などを細かく分析します。
・実際に購入された顧客の年齢層・性別・居住地域などターゲティングのターゲットにズレはないか?
・ポジショニングで定めた強みは顧客のニーズにあっているか?
・顧客へのアプローチ方法である戦略としてのマーケティングミックスは有っていたか?
顧客のニーズに合っていたか結果を検証します。
・価格・規格・品質・流通経路などが顧客のニーズに合っていたか?
・商品の使い勝手や不備などの顧客からの不満やクレームが無いか?
・顧客に商品購入後や商品使用後にどの様なベネフィットがあるのか?
上記の項目の分析と検証したら数値的確認の上、商品のもつニーズと顧客から求められているニーズとのズレや浮かび上がった問題点等を修復してSTP分析を見直して再度実行と検証を行いましょう。
時と共に市場は変化する
常に市場は時間と共に変化していくため、売れ続け求められ続ける商品を作るためには、繰り返し分析・実行・検証を行い続ける必要がある。
繰り返しSTP分析を続けることによりその商品はブランディングされて顧客の頭の中でブランドとして位置づけられる。
現状の商品が時と共に時代に合わなくなってきたら、最初の基本に戻り市場調査から見直す必要があります。
そして今の時代に合わせた新しい商品にリニューアルして商品を常に顧客のニーズにあわせ続けることで商品の持つブランドは力が増し確実のものになるでしょう。
【まとめ】マーケティングプロセスのその先へ
マーケッティングの基礎『マーケティングプロセス』はこれで理解できましたね。
『マーケティングプロセス』はマーケティングをする上ので先ず最初に学びマーケティングの流れを理解しておくことが大切です。
『マーケティングプロセス』は他にもある、AIDOMA(アイドマ)やAISAS(アイサス)AIDCA(アイドカ)などがあります。
※この『マーケティングプロセス』は今後の機会があれば解説したいと思います。
マーケティングの土台である『マーケティングプロセス』で基礎を理解したらさらにその柱になる基本『マーケティングフレームワーク』のSTP分析・4P分析・4C分析・SWOT分析・ブランディングなどを次に学びましょう。
最後に
ここまでこの記事を読んでいただいてありがとうございます。
この【買っていただく為のマーケティングプロセス】のを学んであなたの未来が明るくなるのを祈っています。