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音楽の杜がおススメするハードロック

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人生の大半を音楽に注いできた「音楽の杜」がおススメするハードロックの名盤集
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2022年7月の記事一覧

Deep Purple「The Book of Taliesyn」(1968)

ディープ・パープルというと、イアン・ギランとロジャー・グローバー加入後の第二期パープルばかりが注目されがちですが、ジョン・ロードが主導権を握っていた第一期パープルも捨て難いのです。 そういう私も第一期パープルは、せいぜい「Hush」くらいしか知らなかったのですが・・・(苦笑)。 この第一期パープルとして2枚目のアルバム「詩人タリエシンの世界」、そもそもこのアルバムをご紹介する方も殆ど、いや全くいないと思いますが、たまたま縁あり、じっくり聴く機会があったのですが、相当イイ。第

Vandenberg「Heading for a Storm」(1983)

洋楽を聴き始めた頃、オジー・オズボーンやナイト・レンジャーがクラスで流行っていました。そんななか、あまり仲間内では話題にならなかったのですが、ヴァンデンバーグが結構好きでした。確か同じ頃、(大ヒットする前の)ヨーロッパも知る人ぞ知る存在だったと思いますが、個人的にはオランダ出身のヴァンデンバーグの方が好きでしたね。後にギターのエイドリアン・ヴァンデンバーグがホワイトスネイクに加入したのには驚いてしまいました。 このアルバムは1983年発表の彼等のセカンドアルバム。 以前ご紹

Bon Jovi「Bon Jovi」(1984)

最近よくエイティーズ音楽を聴いてますが、当時を代表するアーチストがボン・ジョヴィですね。 私が洋楽を聴き始めて2,3年後、ボン・ジョヴィがデビューしました。デビューアルバムはもちろん、セカンドアルバム(「TOKYO Road」収録)も聴き倒しました。当時はLPでしたが、ホント擦り切れるくらい聴きこみましたね。 彼等はサードアルバム「Slippery When Wet」で全世界的にブレイクしましたが、実は私の彼等に対する入れ込みも反比例するように冷めていきました。 もともとポッ