№384 利益の追求から社会貢献へ
こんばんわ。白石です。
今日はパーパス経営について少し勉強していました。
改めてパーパスが重要視されてきた背景について書き留めておきます。
日本の高度経済成長期は利益の追求が求められ、その結果として所得も上がっていくようなサイクルでした。
しかし、昨今は環境や人権などの問題解決、あるいは多様性を受け入れる社会の実現、大きく言えば利益より社会貢献が求められている時代です。
少し前までは従業員にとって◎、顧客にとって◎、企業にとって◎の三方よしでOKでしたが、これからはそれに加えて環境にとって◎、社会にとって◎、と三方どころじゃなくなっています。
特に利益の追求の優先順位は低くなっているような気がします。
今までは株主から利益配当を強く求められていたこともあるでしょう。
そこが少しずつ変化している感じです。
なぜなら、新しい世代の台頭(Z世代&ミレニアル世代)、地球環境や気候リスクの深刻化、短期的な利益追求の限界が挙げられます。
こういった時に大事なのがパーパス(企業の存在意義)です。
社会にどんな良いインパクトを与えれるか?
そしてどんな社会を創りたいか?
これが前提にないとそこからの施策がブレブレになってしまいます。
株主や投資家は利益よりこういったところに目を向けるようになってきていて、そうでないと会社の価値は上がってこない時代に突入していきます。
また、こういったパーパスが働く従業員の原動力になっています。
これはこれからの就職希望者は昔の就職者と選択判断基準が違うということが言えると思います。ということは採用にも大きく影響します。
ビジネスをする上でこういった状況をしっかり理解することは非常に大切だなーと感じた1日でした。
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