№408 名前を覚える
こんにちは。白石です。
今日は名前を覚えることの重要性について。
D.カーネギーの「人を動かす」に書かれている人に好かれる六原則の3つ目にあたります。
人間は他人の名前は気にとめないが、自分の名前になると大いに関心を持つものだということを成功者は理解している。
ふと考えてみると、名前を覚えてくれていたり呼んでくれると不思議と良い気分になりますよね。そんな当たり前のことを意識することが大切ということです。
こういう例もあります。
ある少年はウサギを捕まえて飼うようになった。ところがそのウサギは腹に子がいて間もなくウサギ小屋がいっぱいになった。するとエサが足りない。だが、彼には素晴らしい考えがあった。近所の友達にウサギのエサとなる草をたくさんとってきたら、その子の名を子ウサギにつけると言ってお願いしたのである。この計画は見事に当たった。
宇宙で新しい星を見つけると名称権を与えられて自分の名前を星の名前にするみたいな感じですよね。また、海外ではスタジアムの名前が偉大な貢献や功績を残した人物の名前であることもしばしばです。それぐらい名前ってパワーがあるようです。
鉄鋼王のアンドリューカーネギーは、自分のもとで働いている多数の労働者達の名前を覚えていることを誇りにしていたそうです。
会社は大きくなればなるほど冷たくなる・・・
冷たい会社を温かくするには、1つ方法がある。人の名前を覚えることだ。
フィットネスクラブにもあてはまるかもしれません。50人のクラブ、100人のクラブ、300人のクラブ、そして1000人、2000人・・・・
100人を超えてくると、全員を覚えるのは無理だろうと勝手にバイアスかかります。
その固定概念を壊して取り組んでみる価値はあるかもしれません。
この章の最後に下記の言葉がありました。
そうは言っても人の名前を多く覚えるのはなかなか時間がかかる方法だが、
「良い習慣は、わずかな犠牲を積み重ねることによってつくられる」と。
そして、名前は当人にとって最も快い、最も大切な響きを持つ言葉であることを忘れない。とあります。
物事がうまくいかない人は名前の重要性を再認識する必要があるかもしれませんね。
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