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掃除とたましい

きのう
部屋を一番汚くしている人から部屋を掃除しろ、と言われて無茶苦茶はらがったった。

物が整頓されていて、整然としていると
空気も聡明になる感じがして
この上もなく落ち着く

なのになぜか
私の近くにいる人は
いろいろな理由をつけて物を持ち込み
しかも共有スペースを侵略してくる

たまりかねた私が片付けると
物を動かした、とか
あえてそこに置いておいた、とか
わけのわからないことを言って
空気まで汚していく

私は
家政婦のような気がして
利用されているような気がして
悲しむ

それでも
負けてはいけない
自分もいるスペースだから
やっぱり私が掃除をする
を繰り返しやってきた
終わりのない追いかけっこ

今日は
それをじっくりと感じれる余裕があった
抵抗をやめて
その自分の中の食われてしまうような気分に身を任せた

奪われる感覚
空間でさえも取られてしまう感覚
いのちをも
自分の意志とはべつに
奪い去られる感覚

その強い気持ちは
身体がなくなっても
そのまま残りそうに強い
ああ、そうか、
幽霊の「うらめし~」というやつだ
今だとその気持ちがわからないでもない気がする

魂の話が好きな私は
引き続き考えた

身体はなくなっても
魂はなくならない

だから「うらめし~」と言える魂が
まだそこには在るんんだなあ

そうか、魂は本当に誰にも奪われないんだなあ
ね、幽霊さん

そして
魂は「奪われる」苦しみを経験して
「奪っちゃいけない」を学べば卒業なんだけど
自由意志で
「奪い返す」ことも選べちゃうんだなあ

ここまで読んでくれた人へ

ひとり一人は
こうやってご先祖様が、集合意識が
時代的に社会的に文化的に道徳的に精神的に魂的に
できなかったこと、やり残したことを
いま、私たちが供養させていただいているんですね

今の家族、子孫のために
生まれ変わるたんびに
進級できますように

なんまいだ~
なんまいだ~

座布団一枚だ~
(笑点わかる人だけ)





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