映画「ファイティング・ファミリー」の映画感想文
やあやあ
アマプラで
ロック様とフローレンス・ピュー見たさにたまたま観ました。
モデルになってるのは実在する人物であり、エピソードとかもまぁ事実を参考に~なんやそうで
ま、実話はどうかしらんけど、映画的にはちゃんと映画的な(よく言えば新喜劇的)お決まりのパターンに沿っていてとてもよかった。
特にフローレンス・ピューのあの感じは最高で役としてのキャラクターがめちゃくちゃ出てたしわかりやすかった。
フローレンス・ピューといえば「ミッドサマー」以降かなりの実力派として有名やけど、ほんまにチカラのある女優さんなんやなと実感した。
キャラとしては「ブラック・ウィドウ」での役も好きやけど
今作のイギリスの田舎の女の子っていうのはよかったなー
それよりも個人的によかったのはお兄ちゃんで、ちょっとしてサイモンペッグみもあってそれでいて素直で真っすぐな青年でありプロレス愛を超えて使命でもあるぐらい。
そんなお兄ちゃんが挫折して荒んでいく姿は映画的でもあったし、それでも今作のタイトルにもなってる「ファミリー」を思う気持ちが常にある感じも良かったね。
ちなみに俳優さんはかのシアーシャローナンと結婚してるとかしてないとか。
さてもうひとつの目的のロック様なんやけど
正直、表紙を飾るような出演ではないし、本人役のちょいちょい役ではあるんやけど、それでもそのスター性とプロレス界的役割から前に出てきてるんよな
可能であれば、リング上での主役との絡みがあっても良かったかなと思う。
もちろん観客ありの試合シーンでなくて、練習中の一幕程度でもええんやけど。
その他ストーリーとしてはとてつもなく映画的できちんとしたサクセスストーリーであり、欲を言えばもうちょっとフローレンスピューが凹み凹まされるところがわかりやすくあってもいいのかなーと思った
全体的にはとてもいいんやけど、逆に言えばフックとなるシーンもあまりなかったのかも知れん
とはいえ、尺、画ともに良いバランスなのは確かなので
暇があればご一読いただいてもいいのかも。
お兄ちゃんのお兄ちゃんもやさぐれきってなくてよかったね
ブノワペールみたいで好感度高かった
僭越ながら採点させていただくと
約80点って感じ
夏休みの始まりに観てもろて~
キャン