映画「ブラックパンサー/ワカンダフォーエバー」の映画感想文
やあやあ
今週のビッグタイトルはブラックパンサー君やでしかし~
で、おなじみのブラックパンサーやけど
前作はなんやらかんやらでアカデミー賞作品でありまして
その時のキーワードとして”アフリカ系”というものがあって
まぁ時節柄というか最近のアカデミー賞含むプライズ的なものには多様性が持ち込まれてて、一時期は「映画」への原点回帰とかいうのもあったけど
そのあたりは今作品とはあんまり関係ないし、割り切って考えます。
ちなみにですが、今作品も2/15時点で言えば、助演女優賞にノミネートされてます。ティ・チャラのオカンが。
とどのつまり、前作は良かったよねー
マーベル映画としてはまま弱い部分はあったし、アヴェンジャーズのラストへ向けての補足的な役割やったけど。
前作の話は置いとくけど、世間評価はそんなとこー
んで、今作はと言うと
結局のところで言えば、今作のメインテーマになるチャドウィック・ボーズマンの追悼から始まる、喪失から次のステージへというところ
ここからは映画の内容に触れてこ
いきなりティ・チャラの危篤・死亡から始まり
マーベルロゴでチャドウィック・ボーズマンの追悼
ここで十分な喪失感はある。
ただし、アイアンマンと決定的に異なるのは、作中での死ではないこと(作中の死ではあるけど順序が違う)
チャドウィック・ボーズマンと言う俳優の死であり、その喪失感は現実の映画業界が受けるモノであり
作中のブラックパンサーの死はある意味、そことリンクしてはいけないし、リンクしていないと僕は考えます。
そんなこんななリアルの裏事情があって
作中では、ワカンダの孤立が起き、ビブラニウムをめぐる争いが激化し
その結果、ネイモア率いるタロカンがなんやらかんやらでワカンダを襲うという謎展開。
ハッキリ言ってディスコミュニケーション以外の何物でもないよな
ビブラニウム探知機開発者もなんやあれ
アメリカチャベスになれるわけでもないあれ
という具合に不満だらけですわ
相変わらず
シュリ、エムバク、キルモンガーあたりはいいキャラクターで
今回一応ヴィランのネイモアも田舎のアホな王様って感じですごい良かった
展開としてはタロカンは、アメリカを襲うべきやったし、そこに対してワカンダが止めに入るという流れが必要やったとは思うけど
ストーリー上、ワカンダの孤立は回避できぬまま、タロカンと言う新たな脅威の発見でおわりまいしなた
たかぬる
ま、そもそものプロットに云々いってもしゃあないのであれやけど
そーゆー映画でした。
今作も端々で見られるアフリカ系の「美」に関しては目を見張りまくりなのでそこはマーベルの世界観として好みはちゃんと抑えられてるな~と感心できます。ご安心を。