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映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」の映画感想文

やあやあ

前作「スパイダーマン:スパイダーバース」は試写会にたまたま当たって映画館で観れたけど
今作はやっとのこさで昨日アマプラで観ました
と言うわけで感想文になります。

まず前提として、前作ではアカデミー賞取ったレベルのアニメの最新視覚効果・表現が盛りだくさんでCGというより「動くコミック!!」みたいな素晴らしさがあったんよな
なのでアニメーションの「技術的」にすさまじいものを感じたし
そこを個人的には評価してた
ストーリーとしてはままベタでジュブナイル的な物語やったからそれ相応の良さがあったし、逆に言えばそれ相応の良さしかなかった。

そして今作
結局はマルチバースの数多ある世界線の話になるんやけど
いまいち世の中マルチバースにおける鉄板を開拓しきれてないよなーというのがありまして、
全てのマルチバース作品における問題点ではあるんやけど、異世界線大喜利みたいなのは良いねんけど
今作中の、スパイダーキャット、スパイダーティラノ、スパイダーホースとかね
結局崩壊する世界を救うのはキミだ!にしかならんし、あまりに自在に飛び回っても「エブエブ」や「ドクターストレンジMoM」みたいな視覚効果ありきの感じになってしまうねんなー
それで考えると「スパイダーマン/ファーフロムホーム」のミステリオは虚構と現実で戦うところが上手かったよな
逸れました。

ま、ちなみに今作はストーリーとしてはまったく完結せず、完全に「続く!」で終わったのもあり
評価が低くなるよなーってか評価しきれんよな

あと、視覚効果が行き過ぎていて、マイルスの現実自体だいぶ虚構感あるし、メインとなるバースをしっかりと描くということがどれほど大切かと思うに至りました候

ただ、相変わらずアクションシーンは面白さにあふれてるし、スパイダーマンの楽しさはあるので
ストーリーを抜きにすれば、今作も十分クオリティの高い作品になっているのかなと思います。

ただ、ストーリー的に完結するまでは評価保留やし
ある意味では見る価値そこまでないよーの現実です。

ま、之も一つの世界線としてお考えください。

では

グエン!
グウォン!
グッパオン!

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ゆうばふぉ
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