M‘s works、屋号に込めた想いが変わってきた
起業を考えたとき、事業内容を思い浮かべながら、屋号を考えた。というのは嘘で、「屋号つけたいな」と思った瞬間に、決まっていた。
M‘s works
屋号の由来
M‘s workという言葉は、14年前から使っている言葉だ。当時の私は4歳と1歳の2人の母親で、専業主婦だった。
日本に帰国して数ヶ月。子供の小物や洋服を作るのにハマっていた。「ママが作ったものだよ」という気持ちを込めてセミオーダーのタグを作成。
「ALWAYS WITH YOU」いつもそばにいるよ
「M‘s works」 M(ママ、ニックネームがMで始まるので2つの意味)の仕事
写真は10〜11年前に長男のために作ったデニムのブルゾンとコットンのショートパンツだ。2〜3年前、時を超えて次男が着てくれた。それが嬉しくて写真を撮影した。
平成26年に開業届を出す際、屋号は迷わず「M‘s works」にした。
企業理念は「Always with you」(いつもあなたと共に)。
女性全てのステージにおけるお悩みに寄り添い、応援するを当時掲げていた。今は、どうすればいいかわからない、という人がやりたいことを見つけて、「なりたい」姿に近づくお手伝いをする、という言葉に変わっているものの、基本的な理念は変わらない。
店舗名の由来
平成29年に開業した店舗は「AquaMarine(アクアマリン)」と名付けた。宝石のアクアマリンからだ。単純に私が魚座、誕生石であることから、好き。
さらに石言葉も良い。「幸福、富、聡明」人間関係がうまくいき「調和」のとれる石とされる。サロンは人の集まってくる場所だ。接客をともなう店に、ふさわしいと考えてつけた。
ボランティア団体の名前の由来
今、大阪府豊中市のボランティア団体の代表をしている。
新しく立ち上げようとしていたときに、2006年から続く団体を引き継いでほしいと話があった。
「赤ちゃんからのESD」子供が育っていく環境を考える団体として設立された。
「ママとこどもの居場所づくり」をする団体として引き継ぐにあたり、coralを付け加えた。
子宮の色は「コーラルピンク」と称されており、赤ちゃんだけでなく、人が本能的に癒やされ安心できる色と言われている。さらに、海に出る際のお守りになったと聞き、これだと思った。孤立しがちな「育児」のお守りになりたい、そう思ったのだ。
M‘s worksが別物にみえてきた
ドライヘッドスパスクールと起業、開業のサポートをするのはM‘s works名義で行っている。
M‘s worksは屋号なので、アクアマリンもコーラルも内包する。そのためか、屋号の文字が「波」に見えてきた。母なる海のイメージだ。
Mが今までママである自分、ニックネームを使う自分、つまり自分自身だったのが、海のマリンのMとなった。今のところ使う場所がないが、波のイメージでロゴを作り替える予定でいる。
屋号をつける意味
単純なことだが、屋号があることで「プライベート」と区切りをつけ「仕事」としてとらえやすくなると感じている。自分という「ブランド」を作り上げていくアイテムだとも思っている。さらにわたしの場合は、「手帳講座」などの活動は「北山 悠」として行っているので、その全てを統べる役目もある。
個人事業主の場合、屋号はつけてもつけなくてもどちらでもいい。ただ、私は、屋号を考えるように伝えている。「店舗名」と同じでもいいから、考えてみましょうと。考える時間もまた楽しい。
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