知るから学びへ変える読書アウトプット術
「本を読んだらアウトプットをしろ」
よく言われるフレーズですよね。
確かに、自己啓発やビジネス、How to本は読むだけではなく、実践しないと意味がない。
まあ、知識マニアな僕は読むだけでも楽しいんですけどね(^-^;
でも、その手の本を読んだだけで行動が伴わず、口先だけの人も実在します。いわゆる「意識高い系」とインターネット界隈でディスられている人たちです。
ディスられたくないですよね。
読書アウトプット法、読書術の本は数多く存在します。
この他にも多くの本が存在します。
この偉大過ぎる2人の後に、自分のアウトプット方法を紹介するのか((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
ちなみに僕はこれらの本を読んでいないので、内容について聞かれても困ります(^-^;
さて、今回は僕なりの読書アウトプット方法を公開します。
個人的な感想ですが、今回紹介するアウトプット方法を行ったことで、以前にも増して本の内容を覚えやすくなりました。
覚えているということは、実践しやすくなったということです。
ただ本を読むだけでなく、今から記すアウトプット法を試してみてはいかがでしょうか。
0-1. ラインマーカーを引く
まず僕の読書法の場合、「ラインマーカーを引く」ことが大前提となります。
むしろ、ラインマーカーがないと読みにくいので、カバンの中、家のペン立てに個別に入っているほどです(カバンにはよく入れ忘れるので、常に入っています)。
ラインマーカーを引く箇所ですが、自分が気に入ったフレーズです。
例えば、「WHO YOU ARE」(ベン・ホロウィッツ著、浅枝大志・関美和訳、日経BP)で僕がラインマーカーを引いた個所は、
突き抜けたアイデアを見つける秘訣は、ピーター・ティールも言うように、誰も信じていないことを信じられるかどうかだ。
「人間が触れ合うときに必要なコミュニケーションの量は、信頼の量に反比例する」
優れた文化をつくるということは、状況に合わせて自分たちを変えるということだ。
これらの言葉は僕にはビビビッときましたが、その本の、その章の本質とはかけ離れたものもあります。
小中学校、高校では、筆者の大切な主張は、「その章や段落の冒頭か終わりに書かれている」と習いましたが、そんなことは意識しなくても大丈夫です。
読み方は自由なので、自分が気になったフレーズや文章にラインマーカーを引いていきましょう。
0-2. 付箋をつける
さて、ラインマーカーを引くのは構わないのですが、ビジネス本や自己啓発本などを読んでいると必ず出てくるのがまとめ。
「気分を明るくする10か条」、「仕事ができる人の朝の習慣」のようなまとめが文章だったり、表だったりで書かれています。
これらすべてにラインマーカーを引くのは至難の業。
それこそ、本がラインマーカーだらけになってしまいます!!
なんか、避けたいですよね......。
勉強なら仕方ないことはありますが、本は避けたい......。
そんな時に重宝するのが付箋です。
付箋をそのまとめが始まっているページに貼り、そこでまとめられていることをメモしましょう。
そうすることで、開きやすくなりますし、どのようなことがまとめられているかが一発でわかります!!
まとめだけではなく、このフレーズはぜひマーカーを引きたいけど、ラインマーカーを引くには長すぎる。
このような時にも重宝します。
まあ、これは付箋を貼りすぎたんですが、イメージとしてはこんな感じです。
さて、僕の読書法では、
1、ラインマーカーを引く
2、付箋を貼る
この2つが必須となります。
次からは具体的なまとめ方法を紹介します。
1. ノートにまとめる
ノートを買って、まとめてみましょう。
僕がノートにまとめたのがこちらです。
字が汚い?ほっとけ( `ー´)ノ
ノートにまとめる方法ですが、
1.ラインマーカーを引いた個所や付箋を貼った個所の文を記入する。
2.矢印を使って、その文に対する具体的な方法や反論を書き込む。
主にこの2手順を繰り返しているだけです。
ラインマーカーや付箋の個所をノートに書きこむだけでも、記憶を掘り起こし、自分の考えや行動に定着させるのに大きく役立ちます。
はじめは慣れなくても、数冊もまとめればコツはつかめます。
そんな数冊も待てないというせっかちさんのために更なるノウハウを提供します(*´ω`)
1.色ペンは2,3色がベスト。
僕は黒と赤の2色使用しています。
赤で書いたことは個人的に重要だと思っていること、この考え、行動は意識しようと思っていることです。
黒オンリーだとどこが重要かわかりにくくなるので、色は2色以上あると良いでしょう。
しかし、多すぎると今度は色を持て余します(^-^;
2色、もしくはもう1色増やして3色がベストでしょう。
3色の場合は、例えば
赤:抽象的な表現だけど重要
青:具体的な行動として活かせる
のように分けるといいと思います。
2.矢印には接続語を入れる。
これは昔に読んだ本に書いてあった方法で、僕がそこから実践している方法です。
まとめる時に矢印は必須ですが、矢印の前と後の文章の関係が一見してわからなくなります。
矢印を状況に応じて使い分けてもいいですが、そのルールを覚えるのも大変ですよね(^-^;
そこでオススメしたいのが、矢印に接続語を付け加える方法です。
接続語とは、「しかし」や「つまり」のように文と文をつなぐもの。
例えばこんな感じです。
矢印の横に接続語を付け加えるだけで、見やすくなり、後に見直したときにもわかりやすく確認しやすくなります。
この方法は本をまとめる時に限らず、勉強するときやプレゼンテーション資料を作る時にも役立ちます。
ぜひご活用ください!(^^)!
2. マインドマップにまとめる
次はノートではなく、マインドマップにまとめる方法です。
マインドマップって何?という方のために説明を。
マインドマップ(英: mind map, mindmap)とは、トニー・ブザンが提唱する、思考の表現方法である。頭の中で考えていることを脳内に近い形に描き出すことで、記憶の整理や発想をしやすくするもの。
描き方は、表現したい概念の中心となるキーワードやイメージを中央に置き、そこから放射状にキーワードやイメージを広げ、つなげていく。思考を整理し、発想を豊かにし、記憶力を高めるために、想像 (imagination) と連想 (association) を用いて思考を展開する。この方法によって複雑な概念もコンパクトに表現でき、非常に早く理解できるとされる。
(wikipedia)
まあ、そんな感じです(^-^;
僕は本格的にマインドマップの描き方を習ったわけではないので、自己流なんですけどね(-_-;)
というわけで僕バージョンの描き方です。
ちなみにマインドマップを作成するソフトは無料でダウンロードできます。
ぜひ活用してみてください。
これは僕が「SUPER MTG スーパー・ミーティング(スティーヴン・G・ロゲルバーグ著、桜田直美訳、サンマーク出版」をまとめる際に作成したものです。
中心トピック(真ん中)に本のタイトル、そしてそこから各章のタイトルをつなげていきます。
後は各章の後ろにさらに細かい章をつけ、自分がラインマーカーを引いた個所や付箋を貼った個所を中心にくっつけていくだけです。
文章で書くとわかりにくいので、僕が作成したのを眺めてみてください。
ちなみにこのマインドマップのpdf版が僕のブログからダウンロードできます(しれーっと宣伝)。
マインドマップは本のみにならず、考えをまとめるのに最適です。
本格的に習ってもいいですが、個人的な印象としては我流でも割とまとめられます。
よりきちんと学びたい、まとめたいという方は本を買ったり、習うことをオススメします。
ぜひ、マインドマップを有効活用してまとめてみてください。
3. つぶやきでまとめる
さて、以上の2方法、「ノートにまとめる」、「マインドマップにまとめる」は割と時間がかかります。
というわけで、次は簡単にアウトプットする方法です。
それはつぶやくこと。
Twitterやnoteでつぶやいてみましょう。
例えば、僕ならこんな感じです。
僕は気になったフレーズがあったら、それをツイートします。
文字数が少ないと思ったら、自分の考えを後ろに足します。
もちろん、自分の考えを足さなくてもいいし、ツイートが短くてもOKです。
長くなりそうなら、分割してもOKです。
そして、この場合のコツですが、「ハッシュタグ(#)」を活用することです。
Twitterノウハウの一つですが、「#読書メモ アカウント名」で検索すると、そのアカウント名の「#読書メモ」がついたツイートを簡単に検索することができます。
僕の場合だと、「#読書メモ @yuu_bioinfo」ですね。
これで自分の読書アウトプットツイートを簡単に検索することができます。
僕は「#読書メモ」と本の種類に限らず同じハッシュタグを用いていますが、本によってハッシュタグを変えてもいいでしょう。
読み終わった後に検索して、ハッシュタグを見直すだけでも再インプットとして効果は大きいと思います。
終わりに
ここまで読んで下さって、ありがとうございました。
僕の読書アウトプット法はまだまだ発展途上です。
今回紹介した3方法以外にも、良い方法はたくさんあるでしょう。
自分に合った方法を試行錯誤しつつ、見つけてみて下さい。
そして何より、読んだだけで満足せず、明日から実践できそうな行動やマインドを1つか2つ見つけてそれを実践してください。
これが最も効果のあるアウトプット方法です。
それでは、また次のnoteでお会いしましょう('ω')ノ