親は親の人生を生きよう
子どもは他人であることを強く意識し、親は自分の人生を生きる。
こんなことについて、自省を込めて書いてみたいと思います。
子どもの教育費は掛け捨て保険と同じ
voicyパーソナリティでもあるゆうパパさんが興味深い考えを述べていました。
子どもの教育費は掛け捨て保険と同じように考えるべきだというのです。
かなりの納得感がありました。
掛け捨て保険とは、保険期間中に保険金の支払いがなかった場合、払ってきた保険料が戻ってこないタイプの保険です。
同様に、教育費も同じ考えをします。
子どもに教育費を賭けたからといって、親にとって良いリターンを求めるべきではないという主張です。
子どもの人生は子どものもの。
教育費をある程度貯めて、あとのことは子どもに選んでもらい、そのお金がどうなっても気にしない、かけたらかけっぱなしという考え方が大切だなあと思いました。
あれだけ教育費をかけたんだから、周囲の人に一目置かれるような大学や企業、、、、そんな考えはいけませんよ!ってことです。
親の価値観で子どもの将来を判断できない
子育てをしていると、親が知らないけれど子どもが知っていることはたくさんあります。
例えば、YouTuberという職業は私たちが小さい頃には存在しませんでした。AIエンジニアなども同じですよね。
ということは、子どもが歩む未来は、われわれ親には想像ができない世界だと思います。
子どもが今興味を持っていることが、将来的に職業になっているかもしれません。大人の概念では理解できないこともあるのです。
親の役割とは
親の役割は以下の3つかなあと考えます。
ある程度の教育費の準備
いろいろな体験の機会を提供すること
ちょっとした〝おせっかい〟程度のサポート
子どもは子どもの人生を生きます。
親が子どもの人生を生きようとしても無理があります。
むしろ、親が自分の人生を充実させることです。
子どもを放置するのではなく、見守る程度のおせっかい、必要な時にはサポートする程度の姿勢で接する。(つい、それ以上をやってしまいそうになりますが、、、)
言ってないでお前がやれ
親が子どもの人生を支配するのではなく、ある程度の教育費の準備と体験の機会の提供、そしてちょっとしたおせっかい程度のスタンスで向き合う。
子どもがやりたいことを尊重し、親は親の人生を生きるように心がける。
子どもに勉強しなさい!と言っているお前は勉強しているのか??
親のように子どもは育つ。
皆さんの参考になれば幸いです。
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