Why Adacotech? ― 入社の記憶からそのカルチャーを紐解いてみる。
こんにちは!株式会社アダコテックの渡辺です。
今年1月にアダコテックに参画して、主に事業開発を担当しています。入社までの記憶がフレッシュなうちに、その過程で感じたアダコテックの人とカルチャーについて振り返ってみたいと思います。
初めに、私の略歴 ― エンジニアから事業開発へ
初めは自動車会社の研究所で社内ITエンジニアでした。設計者が使うシステム(部品表)を通して業務改善をしていました。
日系SIerのコンサルティング部門が独立した会社に、設立後数か月でジョイン。電機、自動車業界を中心に、設計・生産・調達プロセス改革のDXを支援していました。
スペインのIESE Business Schoolで2年間MBAを学びました。
直近では楽天で物流ドローンの事業開発を担当。事業の商用サービス立上に向けたサービス開発、技術開発、外部とのパートナーシップ、etc.、事業開発に関わることならなんでもやりました。
「新技術で世の中に価値を提供」したい、そのために自分は何ができるだろう?と試行錯誤してきました。
なぜアダコテックに? ― 決め手は「人」
1年弱前にIESEの人脈でUTECの方々とつながり、そこで紹介された1社がアダコテックでした。UTEC投資先はどこも素晴らしい技術を持ったDeep tech企業ばかりでしたが、なぜアダコテックに惹かれたかというと、ズバリ「人」です!
「人」とその人たちが形作る「カルチャー」は全ての土台であると思います。企業の「コアコンピタンス」は以下のように説明されています(調べました。MBAで習った訳ではありません(笑))。一般には「技術」を指すとする見方もあるようですが、下記から人が寄与する割合も多分にある、と私は考えています。結局、顧客に利益をもたらすオペレーションをしているのは人だからです。
また、個人の側面でも「人」はとても重要です。転職者の50%は職場の人間関係が理由と答えたとする調査もあり(これはExtremeな例。もっと低いとする調査もあります)、人間関係が仕事の満足度に与える影響の大きさが伺い知れます。職場での毎日のコミュニケーションが自分の気分に大きな影響を与えるというのは、誰もが納得するところでしょう。
アダコテックとの出会いは衝撃的 ― どんなカルチャーなの?
なんだか初投稿からメンドクサイ能書きをたれてしまいましたが、これは後付けで調べたことで、アダコテックの面接を受けていた私はまさに1匹の子羊のごとくこれまで働いたこともないスタートアップの面接を受けていたのです(笑)
その中でまさに直感的に「この会社で働いたら絶対いいことある!」と感じて入社したのですが、これまでの転職活動の中ではなかったある種衝撃的な経験でした。
私の面接は「2021年夏、某日:河邑さん → 数日後:Biz-devメンバー → 数日後:エンジニアサイド」と嵐のようなスピードで進んだ。
渡辺に期待することに対して、会う人全員が寸分のズレもなく同じイメージを持っていた。数日しか間隔が空いていないにも関わらず、私の面談での発言踏まえてイメージが揃っていたのは本当に驚き。
全員が社内の情報を包み隠さず話してくれた。これは各人に権限移譲がなされているのだとすぐに感じ取った。
最後にはもはや面接でなく、事業計画のディスカッションになっていた。面接の中でも「こういうアクション必要じゃないですか?」「あ、これも渡辺さんにやっていただけそうですね!」みたいに、次々と議論が進展していって。メンバー全員のスキルの高さ、人としての魅力を感じながら、ああ、この人たちと仕事したらきっといいことある!と直感的に感じた。
はい。もはや入社せざるを得ないですよね(笑)
初めは1年後仕事の区切りがついた頃に向けて色々話を聞いておこうかな?くらいのスタンスで話を聞き始めたのですが、初回の代表の河邑との面談の後には「これは転職するな…!」という感触になっていました。これを俗に言うと「カルチャーフィット」と言うのだと思いますが、入社前のWhy Adacotech? How is Adacotech?をブレークダウンすると以下のように考えています。
とにかく(社内の)コミュニケーションがすごい。スピード、精度。曖昧にせず是々非々の意見交換ができているから、認識のズレが少ない。
個々の能力の高さに基づく権限移譲。採用プロセスでも「ooさんに聞かないと決められない」はない。各プロセスで各人が自分の領域についてOK/NGを持っている。
みんなコトに向き合い、顧客に向き合っている。だから話のスタートラインが明確で、やるべきことがぶれない。変な軋轢がない。
1人1人に合ったカルチャーというのはあるのだと思いますが、アダコテックのカルチャーは多くの人が仕事を楽しみ、フォーマンスを出せるものだと入社してからも感じています!
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