ゆとぴやぶっくす 挨拶がわりの10冊
先月から大宮にある夢中飛行(https://muchu-hiko.com/)にてゆとぴやぶっくす分室として棚をお借りしています。
先月のテーマは初回なので「挨拶がわりの10冊」でした。
水晶内制度/笙野頼子
迷宮/倉橋由美子
二人がここにいる不思議/レイ・ブラッドベリ
本陣殺人事件/横溝正史
ヴェーユの哲学講義/シモーヌ・ヴェイユ
憑霊信仰論/小松和彦
女には向かない職業/P・D・ジェイムズ
浄のセクソロジー/南方熊楠
放浪記/林芙美子
枯木灘/中上健次
店主が個人的に偏愛している本ばかりを選びました。
小松和彦先生は『神隠しと日本人』が特に影響を受けたのですが、在庫がなかったのと、一時期憑き物をやたらと調べて本を集めていて、その方面の本は店内にまだいくつかあるので『憑霊信仰論』を選びました。
『女に向かない職業』は探偵か古本屋の暗喩だと思っているので選びました。勝手に自分の代名詞にしたいタイトルです。『放浪記』も同じような理由です。同様にヴェーユの『工場日記』を選出したかったのですが在庫がなく古書価もまあまあ高かったので今回は『哲学講義』のにしました。
笙野頼子は最近になってハマりました。
倉橋由美子、ブラッドベリ、横溝正史、南方熊楠、中上健次は問答無用に偏愛している作家たちなので選びました。
店頭・オンラインでまだ買えるものもありますのでご興味ありましたらぜひお買い求めください。