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こんなところで終わらないために

こんなところで終われない、終わりたくない。

先日、全国総理大臣杯大会で千葉に行った。チームとしての成績はベスト8に終わった。個人としては、一試合目ベンチ外、二試合目出場時間3分。ボールタッチゼロ。絶望感を感じずにはいられない結果だ。

また、大会でのチームの注目選手は自分だった。これはキャプテンが自分に期待を込めてそうしてくれた。誰も俺に期待なんかしてない中、期待してくれた。そんな想いに、期待に、応えたかった。自分という存在を証明したかった。だがそれは結果的に余計に恥を晒す、そんな様な結果だった。虚しくて、勝手に注目選手にするなよ、なんてクソほどダサい言葉が出そうになった。。
(これは期待に応えられなかった、自分の実力不足のせいなのに)

こんなように、毎日絵に描いたように上手くいかない日々です。それでも目標に向かい、足踏みをすることは許されない。別に、誰かに強制されてるわけでも、誰かと人生を通して競っているわけではないが、自分で決めた以上、負けたくないんですよ。こんな、一人で勝手に苦しんでるところなんて誰も見てないんだろうけど、だからやめるんじゃなくて、こんなところ誰も見てないからこそやる。自分の目に映った現実は自分で変える。上手くいかないことに嘆いている暇はないんですよ。時間は止まってくれないから。

そして、先日高校のチームメイトがJリーグ内定が決まった。そんな中、僕は試合にすら出ていない。今日のリーグ戦もベンチ外だった。先を考えるとどうしても不安になる。半信半疑になる。

だが、この現状は関係はあるが、関係はない。なぜなら、この知らせすらも上手く喜べず、悔しさを感じられる自分にまだまだ伸び代がある、そう思えるから。

このように上手く行かない時に人は忘れてしまう。自分が目指した未来を見失ってしまう。だから、僕は上手く行かない時に思い出すことをする。意識的に、思い出そうとしなければ、忘れたことにさえ気付かないから。自ら、思い出そうとしなければ、この上手く行かない日々に慣れ続けてしまうから。何度も、思い出そうとしなければ、いつしか自分を失ってしまうから。。

絶望と向き合いながら、今日も自分がここに居続ける理由を思い出しては、ずっと、ずっと、カウンターのチャンスを伺っている。

「半信半疑を半殺す。その日々を情熱と呼ぶ」
                  MOROHA


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草場勇斗 | アフリカのケニアでプロ
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